今、読んでいる本達である。
全部、100円古本市で手に入れてきたものばかり。
阿刀田高の作品は、初めて読む。
意外と良い感じに読めているのは、
野田知佑の「新・放浪記」。
まだ1/3程度だが、テンポ良いエッセイだ。
文章も上手い。
海外旅のエッセイは、ややもすれば、
自己満足世界というか、何というか、
ぼくにとっては、あまり魅力的な世界には映らないのだが、
この内容は、青年期独特の気負い、や倦怠感を感じさせない。
筆者が、ある程度、歳を重ねた頃、
冷静に当時を回顧して書いた内容だからだろうか。
チキンラーメンとカヌーのオジさんという印象しかなかったが、
少々ポイントアップだ。