何も資料もない状態で、SR-T101の分解作業をすると
悩むのは、トップカバーの外し方だ。
今回の作業が、その初めてではないが、
最初は、こんな秘密の隠し方があるのか、と驚いた。
この赤いポッチリがネジになっている。
が、ネジ頭は見えない。
傷つけないように、そっと(そして、しっかり)細いペンチ類で挟んで回すと外れる。
通常のネジと同様、左回りで外れる。
形状と位置から、ぼくは「ビームランプ」と呼んでいる。
外すと、こんな感じ。
さらにバラすと、小さな赤いパネルとネジと外周部品の3つに分かれる。
さて、SR-T101は、ある本によると「デザインブス」と酷評されている。
が、ぼくは、この個性が好きで、実際に撮影した枚数も多い。
(ぼくのコレクションは、持っているだけで撮影したこともないカメラも多い中でだ。)
多分、先の著者は、このペンタプリズムの変なカバーが嫌いだったのだろう。
それと、ぼくは、SR-1、2、7と来て、
T101なんて、訳の分からない番号に一気に飛んでしまうところも好きだ。
とてつもなく、近未来的なカメラだぞ、と
メーカーは、言いたげだったのだろう。
が、実際は、実にマニュアル、マニュアルした古典的なカメラだ。
ということで、生産台数も多かったこともあり、ぼくは何台も持っている。
修理も、上のコツさえ知っていれば、比較的簡単だ。

