ここ(京都市内)に住んでいると、市内からの”出口”に悩む。
つまり、交通渋滞に巻き込まれずに、どう行き帰りするかだ。
西(国道9号線)と東(1号線)は、まずダメだ。
旅先で、楽しい思い出を作って戻っても、
この渋滞では、一気に楽しさの記憶が吹っ飛んでしまう。
ぼくの、虫採り場は、今まで西(9号線)方面だった。
自分も辛いし、虫達も大変だろう。
ということで、「北」にフィールドを求めることにした。
どこかで書いたが、ぼくの虫採りスタイルは推理派。
地図を見て、出向く。
地勢が全てを物語る。そして現場が近付くと、五感を総動員だ。
鼻の効かないぼくには、本来、向いていない作業だが…。
さてさて…
ウチから愛車(XL250R)を走らせ、1時間ほどだろうか、
それなりのスポットに出た。
早速、鬼太郎のごとくアンテナが反応し、
見つけたのは、ミヤマクワガタ。
画像では判らないが、ツガイで求愛の最中。
申し訳ないが、ミヤマクワガタは、今回の狙いではない。
写真だけ撮って、少々観察し、子孫繁栄を願った。
記念にローアングル気味に、バイクの写真も撮った。
このあと、チェーンに愛用のモンベルのデイパックを落し、
チェーンの油が付いて、大変なことになる…。
次のスポットに行くと、いたいた、コクワガタ。
今日のターゲットだ。
これまた、画像では判らないが、ツガイで求愛の最中。
夏の終りを思わせる。
申し訳ないが、カップルで捕まえて、ウチに来ていただいた。
このあと、帰路についたが、
途中、90ccか125ccのスクーターと併走した。
信号で止まると、相手が話しかけてきた。
ぼくもそうだったが、地図上では、抜けられる林道が抜けられなかった話をした。
相手は、愛知県から来た大学生。
サングラスをかけてイチビって走る印象があったが、
話してみると、礼儀正しい青年だ。
これから琵琶湖方面に行くと言う。
ぼくのデイパックにあった地図を見せて、
簡単なアドバイスをして別れた。
夏休み、いろいろな若者(オジさんくさいか…)が、旅に出る。
こんな林道を走るため、遠方から来てくれたと思うと、うれしい限りだ。
ぼくも、10代後半や、20代の頃は、いろいろな所へ出掛けた。
そして、いろいろな人々と出会い、いろいろな物を見てきた。
若者が自由に、自らの意志で旅に出られる世の中が続くことを切に願う。


