高齢者介護や認知症ケアに携わる介護職も学ぶべき、
ケアマネジメントの基礎的理解!
インテーク→アセスメント→プラン作成→サービス実施→モニタリング→評価
(モニタリング時に適宜再アセスメントし、ケアマネジメントは繰り返されます。)
今回、研修の内容は上記の、
アセスメントの部分!
これを学ぶ為に、グループディスカッション方式を取り入れました。
これには少々狙いもあり・・・、
参加者達で、
「活発な意見交換ができる様になる」。
それと、こういったグループディスカッションの場では、自然とリーダー役になったり、書記役になったりします。
参加している介護スタッフの、
「リーダー性と各人の素質を見出す」。
参加スタッフに研修内容を学んでもらう事はモチロン、私の職員育成の思惑も含まれてます(^_^;)
で、話を本題に戻します(´・Д・)」
まず、対象のお年寄りは、実際にデイサービス利用者を1名ピックアップし、研修にとっつき易くしました。
そしてその方の、基本情報や生活歴、既往歴、自宅や家族のハード&ソフト面の環境、本人&家族の意向、諸々全ての情報を収集したうえで、実際に現場でどのような、「快」「不快」があるか等、
問題点・課題を抽出します。
そしてそのあぶり出された問題点・課題に対して、
原因・背景を探る
問題点・課題の原因・背景が分かれば、
具体的なケア内容を考える
研修では、ここまでをカタチにしました。
この流れの中で、「私、書記します!」と、素早くペンを取ったり、リーダー役となってグループをまとめる者も出て、各々活発に意見を出し合い、予想以上に良い内容となりました。
その中で、議論している参加者達が悩んだり、中々前に進まない場合は、講師である私のアドバイスを織り交ぜ、学びを深めていきました(=゚ω゚)ノ
今回グループディスカッションで話し合って、導き出された「具体的なケア」は、今後実際の現場で対象のお年寄りに提供し、その結果を評価します。
そして私の最大の思惑(目的)は・・・、
お年寄りのケアを考える手法を身につける!
介護は素人が、行き当たりばったりの勘でテキトーにやるものでは、ないんです。
確かなケアの手法に裏付けられる実践が出来ないとダメなのです( *`ω´)
今回、アセスメントの手法を学んだ事により、早速現場で効果がでた場面も目撃できました。
ただの一回、この研修をしたからと言って全員が、お年寄りのケアを考える手法を習得したかと言えば無理です(´・Д・)」
これは実際の介護現場で繰り返し実践し、様々なケースに当たり、失敗&成功体験を積み重ねるしかありません。
私も介護現場にいた頃はかなり過酷なケースを体験し、学んできました。
この研修から、毎月のデイサービス会議で、個別ケア対象者を選び、この手法を用いて具体的にケアの内容を話し合っています。
実りのない、ただ報告だけのグダグダ会議より、しっかりとお年寄りのケアを話し合える内容のほうが100倍実りがありますよね(=゚ω゚)ノ
まだまだ介護スタッフへの教育は続きます・・・