今回は、我家のハーフ高校生②が最近カリフォルニアの運転免許を取得したお話です。

 

 

 

【Permit取得からDriving Testを受けるまで】2023-2024

 

先日、下の子供がついにカリフォルニアの運転免許証を取得しました。👏 記憶が新しいうちに、Permit取得から免許取得までの出来事をブログに残しておこうと思います。

 

 

<Permit 取得> 2023年4月

 

我家のハーフ高校生②がPermit(仮免)を取得したのは10年生の春休み中。基本的にDMVは平日昼間しか試験が受けられないので、夏休みや春休みなどの長期連休中が狙い目です。

 

筆記試験は予約なしでも受験可能。オンライン講習修了後にもらえるピンクスリップ(ピンク色の修了証)が送られてきたら、いつでもテストが受けられます。予約無しで筆記試験に行く場合は、朝一(午前8時頃)に行くと待ち時間が短いのでオススメ!

 

我子がPermitを取得した後は、その約2週間後にドライビングスクールの1回目の運転教習の予約を入れました。18歳以下のドライバーは、6時間のドライビング教習が義務づけられているので、1回につき2時間のドライブ教習を3回受ける必要があります

 

レッスン料は、ドライビングスクールによって異なりますが、当時は2時間で約$175〜$185くらいが相場だったと思います。(今はもっと値上がりしているかも) 6時間のパッケージで申し込むとお値段的にもお得です。

 

車 ドライビングレッスンの予約について

 

ドライビングスクールの教官との2時間教習は、1回目はPermit取得後の早い時期に、2回目はその1ヶ月〜2ヶ月後、そして3回目は実技テストの直前に予約するというのが一般的なようです。

 

 

<2回目のドライビングレッスン> 2023年7月

 

教官との2回目のドライビングレッスンは、初回から約3ヶ月後の7月に予約しました。

 

そもそも我子は、私(母)とは一緒に運転練習をしたがらない。その最大の理由は、私が助手席にいると、怖い〜とか言ってギャーギャー叫びそうだから、落ち着いて運転の練習ができないんですって。う〜ん、多分、間違ってはいないけど・・。笑い泣き

 

我家の場合、夫より私の方が時間に余裕があるので、私が子供と平日昼間に運転練習をすれば、練習時間も確保しやすいのだけど、子供はたとえ週末しか練習できなかったとしても、頑なに夫との運転練習を切望していた。 そんなわけで、新学期が始まるまでに練習できたのは、2回目の2時間レッスンを含めてもたったの13時間程度。最初の頃は子供がビビっていたので、1回の練習時間が15分〜30分と超短時間。なかなか思うように練習時間って稼げないものだなぁ。

 

 

<11年生の前期> 2023年8月〜12月

 

子供が11年生になると、今度は学校の課題やテストなどで急に忙しくなり、運転練習の時間を確保するのが更に難しくなりました。これも想定内の事でしたが、思った以上に練習時間が取れなくて結構焦りました。

 

サンクスギビングの連休中に一気に練習時間を増やそうと思っていたら、今度はまさかの夫婦でコロナ感染!ガーン 夫がサンクスギビングの前の週に感染し、続いて私がサンクスギビングの週にコロナにかかるという最悪の事態。不測の事態で運転練習どころではなくなりましたが、不幸中の幸いだったのは子供は無事だったということ。

 

2023年の年末までに稼いだ運転練習時間は約20時間。Permitの期限である4月中旬までになんとしても免許を取得したいところだけど、とにかく練習時間が足りな過ぎて焦る。😓

 

 

<3回目のドライビングレッスン> 

  2024年1月〜3月

 

年明けから一気に運転練習を増やしていこうと思っていたら、今度はお天気の問題が発生!今年の1月、2月のカリフォルニアは大雨・台風など、とにかく悪天候に見舞われてしまいました。

 

2月上旬に予定していた3回目のドライビングレッスンは、何故か台風の日と重なり、リスケしてプレジデントウィークの連休中に変更。これで無事6時間の教習を終えて、オレンジ色の修了証の紙をもらいました。

 

お天気が回復してからは練習時間も徐々に増え、週末の練習の他にも夫が仕事から帰って来てから夕飯までの間に、毎日夫と子供で運転練習にでかけていました。そのラストスパートの追い込み方が凄い。最初からそのくらいの気合いでやってたらよかったのにねぇ〜。

 

Permitの筆記テストと違い、実技テストは予約が必須。なのでPermitの期限が切れる約1ヶ月前の日程で予約。万一不合格になる事も見越して、Permitの期限内で再予約もできるようにしておきました。*実技試験が不合格だった場合、2週間経たないと次の予約が入れられないのでご注意ください!

 

 

 

【実技試験の日の話】2024年3月

 

子供の実技試験は11時からの予約だったので、夫が仕事を半休取ってDMVまで連れて行くことになりました。私も後部座席で大人しくしているから一緒に行きたいと言うと、「ママが来るとうるさいし、緊張するからマジで来ないで!」と言われてしまい、渋々お家で大人しくお留守番することに。ショボーン なので、以下は帰って来てから夫と子供の話を元に書いております。

 

 

夫と子供は少し早めに現地に到着。DMV付近のテストコースを軽く運転してから予約の30分前に受付でチェックインを試みましたが、予約時間にはちょっと早過ぎるとのことで10分後にまた来るように言われたらしい。実技テストの試験管は2人しかいないので(DMVによります)、あまり早く行っても前の人たちが終わるまでは受付もしてもらえないのだそうです。私はその場に行ってませんが、予約の10分〜15分前にチェックインで大丈夫な気がします。

 

 

<DMVのチェックイン>

 

DMVの入口で実技試験の予約で来た事を伝え、奥のカウンターでチェックインをします。その際、① Permit(仮免許証)、②Registration Card(車の登録証)、③同乗者の免許証(家の場合は夫の免許証)、④Insurance Card(車の保険証)、⑤ 6時間の運転講習修了証(ドライビングスクールの教官からもらえるオレンジ色の紙) → 18歳以下で免許を取得する者のみ必要

 

チェックインが終わると、駐車場に停めた車を所定の場所に移動させて、車の中で待機するように指示されます。ちなみに、DMVの駐車場内で車を移動させる時も同乗者を隣に乗せる必要があります。また、試験管が来るまでの間はエンジンは止めて待機。

 

 

<実技試験前の動作確認>

 

試験管が来たら、付き添いの者は外に出て、ロビーか外で待つよう言われます。 

車の動作確認をする際は窓を開けるよう指示があります。試験管が外から下記の項目を動かすよう指示するので、それぞれの名称や機能、場所をしっかり覚えておきましょう。 

*下記の6項目のうち3個以上エラーがあった場合は不合格になります。

  • Emergency/Parking brake(サイドブレーキ)
  • Arm signals(ハンドシグナル)
  • Windshield wipers(ワイパー)
  • Defroster(デフロスター)
  • Emergency Flasher(ハザードランプ)
  • Headlights(ヘッドライト)

 

 

<実技試験>

 

車の動作確認が一通り終わると、いよいよ実技試験が開始します。試験官の指示に従って、右折、左折、車線変更、駐車、バックなど、大通りから住宅街まで様々なコースを運転していきます。

 

バックミラーやサイドミラーを確認する際、大袈裟に左右に首を振り、ブラインドスポットを確認する際も大袈裟に後を振り返ると良いそうです。

 

基本的に実技テストは減点方式で、−15点までが合格となります。−15点にいかなかったとしても、クリティカルエラーを1回でもしてしまった場合は、即不合格となりDMVへ戻るように指示されます。

 

電球 主なクリティカルエラー

  • 歩行者の見落とし
  • 縁石に乗り上げた時
  • 信号無視や標識の指示を無視した時
  • 危険な車線変更
  • 急ブレーキや急発進、急激なハンドル操作
  • スピード違反やスピードが遅すぎる場合
  • 黄色い線に触れたり、車線をまたいだ状態で運転した時
  • 一時停止線無視
  • 試験管に危険と判断された時

 

 

<実技試験後の結果>

 

実技試験が終わると、車内でDriving Performance Evaluation Score Sheetと呼ばれる試験結果の紙が渡されます。試験管は実技テスト中に各採点項目に○や斜め線(横線もあるかも)を引いたりして、良い点・悪い点を細かく採点します。最終的に減点された数が−15以下であれば合格、それ以上だと不合格となります。

 

我子は−11点だったので、なんとか無事に合格することができました!👏 

ただ、15点中11点はそこまで誇れる点数ではないらしく、試験管からは「合格は合格だけど、君は今後ももっと運転の練習をした方がいいと思う。」とアドバイスされたらしい。

 

まさか1回目で受かると思っていなかったから、母は合格がもらえただけで本当ありがたい!

 

 

 

【実技試験の前に知っておいた方が良い事】

  • DMVの実技試験のコースを攻略しよう
    • YoutubeでDMVの実技テストコースを検索すると、実際のテストコースを撮影した動画が出てくるので、ポイントなどをしっかり覚えよう。
    • ほとんどのDMVで2~3のテストコースが用意されているので、それぞれのコースを実際に運転して慣らしておくのがオススメ。

       

  • 実技試験の前に車のメンテナンスをしておこう
    • ブレーキランプ、ウィンカーのランプなどがちゃんと点くか、クラクションはちゃんと鳴るかなどテスト前にチェックをしておく事が重要。*過去に車のクラクションの故障で音が鳴らず、実技テストを受けさせてもらえなかった例もあるそうです。

       

  • Pre-Drive Check List(実技試験前の動作確認)をしっかり覚えよう

    *下記の6項目のうち3個以上エラーがあった場合は不合格となるので要注意!

    • Emergency/Parking brake(サイドブレーキ)
    • Arm signals(ハンドシグナル)
    • Windshield wipers(ワイパー)
    • Defroster(デフロスター)
    • Emergency Flasher(ハザードランプ)
    • Headlights(ヘッドライト)

       

  • Critical Errorをしっかり理解しよう

    *クリティカルエラーは1回で即不合格になるので要注意!

    • 試験管に危険と判断された時
    • 歩行者の見落としがあった時
    • 縁石に乗り上げた時
    • 信号無視や標識の指示を無視した時
    • 危険な車線変更
    • 急ブレーキや急発進、急激なハンドル操作など
    • スピードの出し過ぎやスピードが遅すぎる場合
    • 黄色い線に触れたり、車線をまたいだ状態で運転
    • 一時停止線無視など

       

  • その他のお役立ち情報
    • 2レーンある右折の右から2番目はFree right turnはできない。(Teenの実技テストでは必要ないですが、知っておくと良い)
    • バイクレーンがあるところで右折をする場合、必ずバイクレーンに入ってから右折する。
    • 18歳以下の実技テストでは、パラレルパーキング、U-ターンは試験から免除。
    • 18歳以下の仮免ドライバーは50時間の自主練が義務付けられていますが、きっちり50時間やらなくても大丈夫。ただし、十分な運転練習をしてから実技試験を受けられる事をお勧めします。
    • 18歳以下で仮免取得した後は、16歳を過ぎたらいつでも実技テストを受けることができる。15歳半で仮免を取得した場合は、16歳までの半年待たないと実技テストは受けられない。

 

 

【ティーンの実技試験の日に持参する物リスト】

  • Permit (仮免許証)
  • 6時間の運転講習修了のオレンジ色の紙  ← 超重要!Teen Driverのみ必要!
  • Registration Card (車の登録証)
  • Car Insurance (車の保険証)
  • 同乗者の運転免許証

 

Permitとオレンジ色の紙にサインがしてあるか必ずチェック!どれか一つでも揃っていない場合はテストが受けられないので、必ず確認してください。

 


<感想>


正直なところ、下の子供は絶対に1回では受からないと思っていたので、夫から「Passしたぞ〜!」って連絡が来た時はかなりビックリでした。だって、上の子供に比べて全然ドライビングの練習量が足りてなかったし、本人も全然自信ないってず〜っと言っていたのに。自信があっても当日緊張してうまくできなかったりするけど、下の子供の場合は自信がないが故にいつも以上に慎重に運転していたのが良かったのかもしれません。

 

何はともあれ、受かったことには変わりはないので素直に喜んでおこう!無事に免許取得できて本当によかった!おめでとう〜〜!ニコニコ これから実技試験を受けられるティーンドライバーの皆さん、頑張ってくださいね!

 

 

 

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