今回は、我が家のハーフ高校生②がカリフォルニアの仮免許(Permit)を取得したお話です。
今週は子供の高校が春休みだったので、仮免テスト(Written Test)を受けにDMVへ行ってきました。子供の仮免テストの為にDMVに行くのは実に2年ぶり。上の子供の仮免テストの時は、DMVに向かう途中でピンクスリップを自宅に忘れた事に気づいて一旦戻るというハプニングがありましたが、今回は必要書類の準備もバッチリ!
【我子がPermitを取りに行くまでの流れ】2022-2023年の情報
① オンラインのドライビングスクールを開始 - 2022年10月、 オンラインのドライビングスクールを開始。(カリフォルニア州のオンライン講習は15歳半から開始が可能)
② オンラインコース修了- 2023年4月、ドライビングコースが無事修了。当初の目標では2月の連休までに終わらせる予定でしたが、結局2月中には終わらず。春休みの連休までに終わらせるよう調整(= 母のしつこいリマインド攻撃)をして、無事、春休み直前の金曜日に全コースが修了。ちなみに、このドライビングスクールは本気で集中してやれば余裕で2週間〜1ヶ月で終わります。家の子供たちはダラダラ進めていたので、予想以上に時間がかかりました。💢
③ ピンクスリップを取得する - ドライビングスクールの最終テストに合格すると、通常は修了証(ピンクスリップと呼ばれるピンク色の紙)が郵送されます。送料無料で送ってもらう場合は5日〜1週間程かかるので、Fedex($17.99)の2 Days shippingを選択。春休みに入ってすぐの水曜日には無事に届きました!*このピンクスリップがないとDMVでテストが受けられないのでフライングしないようご注意ください!
④ DMVのサイトから免許証の申請をする - ピンクスリップが届くまでの間に、今度は DMVのDrivers License and ID applicationのサイトから免許証の申請をします。Start applicationのボタンを押して早速申請を開始。DMVのアカウントをまだお持ちでない場合は、まずは create a MyDMV account で新規アカウントを作成します。
⑤ Confirmation Codeを取得 - DMVのアカウントを作成してDrivers Licenseの申請が終わると、最後に確認番号(8桁のConfirmation Code)が出てくるので、必ずスクショを撮っておく。* DMVの受付でこの番号が必要になります!
⑥ 免許証申請に必要な書類を準備 - カリフォルニア州のDrivers Licenseの申請に必要な書類を準備します。書類はデジタルは不可で、携帯やタブレットにある画像では受け付けてもらえません。必ずハードコピー(印刷された紙)でご用意ください。必要書類は下記のリストをご参照下さい。
⑦ DMVへ筆記テストを受けに行く - ピンクスリップが届いて、必要書類が全て揃ったら、いざDMVへ!(アポを取ることもできますが、ピンクスリップを受け取ってから予約すると2〜3週間後しか予約が取れません。アポ無しで行く場合は、朝一で行けば割とすぐに受付してもらえます。絶対に午前中がオススメです!)
【ティーンのカリフォルニア運転免許申請に必要なもの】
- IDの証明:下記いずれか1つ
- アメリカの出生証明書 (18歳以下は出生証明書の提出を推奨)
- アメリカのパスポート
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グリーンカード + 日本のパスポート
- 現住所の証明書類:現住所と名前が確認できる書類を2つ (e-Bill利用中で郵送された書類がない場合は、公共料金のサイトや銀行のサイトから明細書のPDFファイルを印刷したものでも可。デジタルファイルは不可)
- 公共料金の明細書
- 携帯の明細書
- 銀行の書類
- 医療関係の書類
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保険関係の書類
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ソーシャルセキュリティカード
- 申請料金:$41 (クレジットカード、デビットカード、現金)
現住所の証明書類の補足
ティーンが免許証の申請をする場合、住所の証明書類に親の名前が書いてあるものしか用意できない場合があります。その場合は、親名義の公共料金の明細書2通と出生証明をご用意いただいて、明細書の親の名前と一致すれば現住所と認めてもらえるそうです。家の子供の場合は、子供名義の銀行口座の明細書と、最近送られてきた子供宛のKaiserからのお手紙で受理してもらえました。未成年の申請者は出生証明書を用意される事をお勧めします。
また、公共料金などの明細書はなるべく最近のものをご用意いただいた方が良いと思います。
【Permit Test当日のスケジュール】家の場合
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7:45am 自宅を出発
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8:00am 最寄りのDMVに到着。DMVは9:00amからOpenですが、8:00amの時点で既に10組くらい並んでいて、DMVの中では受付が始まっていました。
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8:24am 受付の職員に持参の書類とConfirmation Codeを見せて、特に問題がなければ整理番号をもらう。(この時点で免許申請は2人待ちくらい)
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8:30am 整理番号が電光掲示板で呼ばれたのでカウンターへ向かう。申請書類一式をDMV職員に提出して、その場で視力検査と指紋採取をする。入力した個人情報に誤りがないか確認した後、申請料の$41を支払う。(クレジットカード、デビットカード、現金可)
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8:35am 証明写真撮影ブースの方に移動し、証明写真を撮影してもらう。
*この筆記試験の日に撮る証明写真が実際の運転免許の写真になります
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8:40am Written Test(タッチパネルだけど筆記テストと言われている)のエリアに移動して早速テストを開始。テストは立ったままパーティションで仕切られたタッチパネルの画面で選択方式のテストスタイル。制限時間は特にないので、慌てず時間をかけてじっくり解答できます。普通のペースでテストを受ければ30分以内には終わると思います。ちなみに、テストは英語以外の言語も選択が可能。日本語のテストももちろんあります。
- 9:00am Written Testが終了。我子は無事合格したのでまたカウンターの職員のところに戻り、Permit(数枚の紙がホチキスで纏められたもの)とドライバーガイドの冊子をもらう。これにてPermit(仮免許)を無事にゲット! DMVに着いてから約1時間程で全て終了。遅く行けばいくほど待ち時間が長くなるので、可能な限りとにかく早い時間にDMVに行くことをお勧めします。
- Sample Driver's License Knowledge Tests
- California DMV Written Test 2023
- 2023 California DMV Written Test #1
- 2023 California DMV Written Test #2
- 2023 California DMV Written Test #3
- 2023 California DMV Written Test #4
- 2023 California DMV Written Test #5
- 2023 California DMV Written Test #6
- 2023 California DMV Written Test #7
- 2023 California DMV Written Test #8
- 2023 California DMV Written Test #9
- 2023 California DMV Written Test #10
- 18歳以下:46問中38問以上の正解で合格
- 18歳以上:36問中30問以上の正解で合格
18歳以上は6時間のドライビングレッスン(運転教習)を受ける義務はありませんが、筆記試験に関しては18歳以下で受けておいた方が合格しやすいかもしれません。カリフォルニアで生活する上で車は必要不可欠なので、どうせいつか免許を取るのならティーンの間に取得しておいた方がもしかしたらお得なのかもしれません。どちらにしても、18歳以上の申請者もドライビングスクールのオンライン講習だけでも受けておいた方が良いと思います。
我が家の次の目標は、夏頃か秋頃にDMVに実技テストを受けにいく事。その為にも夏休み中に夫と一緒に運転の練習をたくさんしてもらわなければ。今年中には無事、子供の免許が取れるといいなぁ〜。
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