【 大英博物館展―100のモノが語る世界の歴史 】
世界三大博物館 (諸説あり) の一つであり、圧倒的な規模を誇る、イギリスはロンドンの大英博物館・・
世界中から集めた様々な時代のコレクションは700万点を越えるとか
そんな世界最大級の博物館から、珠玉の100作品(+α) が展示されています
博物館展って人気有るんですよね…
同じトビカンでもう一つ観たい展覧会が有ったので、はじまったばかり=混みこみ…を覚悟で、日曜日に出掛けて来ました

プロローグでは、紀元前のエジプトの木棺と、現代のガーナのライオン型棺桶…!
いまだ鮮やかな彩色残る古代の棺と、現代の派手な棺に共通すること…
同じアフリカで、時を越えても等しく大切な儀式であるという事でしょう
「モノが語る」との副題です
文字も絵すらも無い遥か200万年前から、現代のグローバル社会へ至るまでの歴史を、
時代を追いつつあらゆる地域のモノでなぞっていくという展示でした
最初は大英博物館収蔵品の中でも最古のモノでした
《オルドヴァイ渓谷の磔石器》(200―180万年前・タンザニア) は人類によって意図的に作られた最古の物だそうです
《トナカイの角に彫られたマンモス》
1万4000―3500年前 フランス
「最初期のアート」!
投槍器(とうそうき・槍を投げるための道具です) という武器に施され出した装飾、というところが凄く面白いです
遠い遠い時代、でも同じ地球上で息づき始めた文明の萌芽・・
日本でのんびりと縄文式土器を作っていた頃、ヨーロッパで中東でエジプトでそしてアジアで、都市と国家が出現していきました
《ウルのスタンダード》
紀元前2500年頃 イラク
世界最初の都市が成立したのは約5000年前のことですが、その頃メソポタミアに出現した都市の一つ、ウル(現在のイラク南部) の王家の墓から出土した物です
展示周辺で「教科書に載ってた」という声を複数聞きましたけれども!
全く記憶に無い…f(^^;
一抱えほどもある大きさで、貝やラピスラズリがふんだんにつかわれています
表裏2面のパネルは「戦争」と「平和」と呼ばれているそうで、描かれる図は実に興味深いものでした
写真は「平和」面です
王を囲んで宴会を開いていて、竪琴を弾いたり乾杯をしているようだったり、またそこへ魚などの品物を運んだりしている様子です
「戦争」の方は、戦車が敵兵をロバで踏み倒す場面や、斧で殺されたり裸で王の前に差し出されている場面が描かれています
この「箱」がいったい何に使用されていたかはいまだ謎らしいです
しかし、当時の風俗の一端を知り得たり、その材質から交易路と交流の範囲が分かったりと、仕事はキッチリしています~
さてさて、BCからADへと時代は進んでいきますよー
(説明用に加工しました…)
超有名な石碑《ロゼッタ・ストーン》(紀元前196年) が来ていました!
精巧なレプリカが!
(そりゃそーよ…)
それでも嬉しくて興奮しました

同行のエジプト大好き少女は意外と冷静に観察してましたけど、「二段目と三段目は読めないし」
(同じ文言が3種類の言語と文字で刻まれています
)
ヒエログリフだって、完璧には読めんでしょーが!(笑)
展示はあらゆる地域、時代を追っています
イラクの《ハレム宮の壁画片》や、
(一瞬、棟方志功の作品かな?と思える絵だった…)
イギリスから出土した《ヴァイキングの遺宝》、小さいモアイやマヤの祭壇など…
実に実に多岐に渡っていました
買ったガチャポンの御紹介…
(箱から自分で選ぶ方式だけど何なのかはわからない)
「17世紀のクールジャパン」《柿右衛門の象》です
本物はもちろん1650―1700年頃の有名な有田焼ですが、こちらは布製です
右のは《ルイス島のチェス駒》で本物はセイウチの牙やクジラの歯で出来ています
入口前に撮影ポイントにもなってます…
(白の盤に立って写り込むなら、後ろ向きが正しいよねー)
荷物持ちが居たので図録も買い、号外は表紙違いで貰っておきました…
下にのぞくボクちゃんは、まるで釈迦の誕生仏に見えますが、洋物です
《ゴアのキリスト像》…うーん
キャッチーな「見出し」と丁寧なキャプションが良かったです
私の浅薄な知識でも、広範な地域と膨大な時の流れを確認出来ました
遥かな人々の営みへと思いを馳せれば、現代の目からは不思議であっても、
モノには多くの重いものが内包されているということがボンヤリと体感できます

































