【四国霊場開創1200年記念 祈りの道へ―四国遍路と土佐のほとけ―】
最終日の日曜日に滑り込みで観てきました!(あ、先週のね
)最近、観たいのに先伸ばししちゃって、ヤバッ終わる!と滑り込む事が多い気がする・・冬だからですわね …
(もちろん夏Ver.もアルマジロ )
更にすぐには書かない、と…
(ジコマンだ、記録なんだ、と思いつつも、書かなければそれすら成り立たないんですがそれは )
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こちらの展覧会は、空海が故郷の四国を辿ったとされる遍路道の中でも、
特にゆかりの深い土佐(高知) の遍路と仏教美術に焦点が絞られているものでした
まずは1階~
◆遍路文化
いにしえから現在に至るまでの、お遍路に関する様々な資料の展示室です
《箱車》(徳島県平等寺)
これは、足の不自由な方が巡礼をする際に中に乗り、人力車のように人が引いて使用したものです
形は時代劇などで見る籠やの籠で、木製にガラスが嵌められています
展示されていたのは大正時代のものでした
ある父親が息子を乗せて遍路道を巡ったところ、その不自由な足が快癒し、御礼に寺に納められたとのことです
整備などされていないであろう、四国八十八ヶ所への道、山道などは地元の方で持ち上げたのでしょう…それもご接待…
◆考古・七星剣・仏画
古いものは弥生時代の鉢や銅矛など、高知県の遺跡や廃寺跡など11ヵ所からの出土品が展示されていました
《 両頭愛染曼荼羅図 》(鎌倉時代・金剛頂寺)
愛染明王と不動明王が一体になった仏画です
珍しいのかな?初めてこういった形の物を目にしました
2階に上がりまして~
◆仏像
《木造地蔵菩薩立像》鎌倉時代 定福寺
みんなニコニコ&大笑い…良いお顔です
像高110㎝超のお地蔵様が六躯、何とも豊かな表情で並んでまして…
いやいやコレハコレハ、などと、何処かのおっさんみたいな独り言を思わず口にしてしまいました

珍しい木造の六地蔵で、地元では笑い地蔵と呼ばれて親しまれているそうです
展示が、左を向いている三躯を向かって左に配し、正面向きの三躯を向かって右に配置していたんですね
お地蔵様達に正対して右端に立ったら全員で私を見つめてくれるようで…
(身悶え)
表情は一体一体違っていて、特に4号が睫毛の長い片桐はいりさんにソックリさん

こんなに表情豊かなお地蔵様って有るのでしょうか、とにかく一度観たら忘れられないと思います
《木造大日如来坐像》鎌倉時代 須崎市上分笹野地区
チラシビジュアルになっていました
笹野地区のみなさんでひっそりと守られてきた仏様です
今から5~6年前に、これは鎌倉時代の大仏師運慶の息子の湛慶の手によるものではないか…と話題になりました
涼やかな顔つきと引き締まった体躯は、座高49.4㎝の体を若々しく感じさせます
《菩薩形立像》平安~鎌倉時代 金林寺
ポスターからですが…
こういった破損仏が何体も有りました
上記のはまだお顔が有るのですが、ようやく人形(ひとがた)と判るものも
それでも地元の人々に大切にされ愛されていることは、想像に難くないのです…
土佐のお寺で大切に梱包され東京で展示するまでの、25分ほどのメイキング映像が流されていました
初めて土佐を出る仏様ばかりだそうですが、地域の人々が集まり、暫くのお別れをしている様子は心が暖まります
昨年、藝大美術館で長浜の観音様達を拝観しましたが、破損仏の「いも観音」を観たときの気持ちがよみがえりました



