ざわざわ、がやがや。
そんな音で目が覚めた朝方。六時半。

なんやねん。って起きてみると、同じ部屋の奴、窓から見える人、ほとんどがバイエルン衣装に着替えてるし。
そっか、みんな朝っぱらから行くんや!俺も早く行きてぇ!て、テンション朝から上昇!
でも、オクトーバフェスト、今日は初日。夜は何時まで続くか分かんないな。ってトラタヌで無理矢理ベットに潜り込んで少しでも休もうと画策し、もんもんとして結局眠れず。


無料の(たぶん)朝飯をガツガツ喰って9時頃に宿を出る。
目的は初日の開催パレード!

事前情報だと10時前くらいからパレードやってる。って話やったんやけど、開催場所に行っても馬車も人も全くいない・・・あれ、日にち間違った??ってウロウロしてたら、一台だけ馬車が通り過ぎて行った。
これ最後の馬車??って焦って追っかけて行ったら、どうやら11時からスタートなんやと。

しゃーないなあって、時間つぶすのに、ミュンヘン名物の白ソーセージを食べに。白ソーセージ、皮を剥いで喰うんやぞ。と、ガイドブックには書いてますが・・・どこが皮か分かんねえよ!!しょうがないからガブつく!
ビールも飲んで、ウエイトレスのおばちゃんと談笑なんかしちゃって、パレードの場所に戻ったら・・・めっちゃ人、人、人。


キタキタ。お祭り!
ワクワクしながら行列に割り込んで待ってたら、来た!
パレードの最初に登場するよって言われてた(もやしもんより抜粋)「馬車に乗った修道女」
単騎の彼女を見た瞬間、「ああ、俺ほんまにココまで来たんや」って、震えた。なんか、めっちゃ泣きそうやったわ☆

その後に続くパレード。
各ビール醸造所ごとに違う馬車、違うパレード。どの馬もデケエ!そしてカッコええ!
馬車に乗ってる人達がみんな笑顔やったんが印象的やったなあ。1時間以上のパレード楽しかったわー。始まった!って鳥肌もん。これは来て良かった!!


パレードが終わると、その最後尾に従ってみんな歩き出した。通りを埋め尽くす様な人ごみ。
その目的地はオクトーバフェスト会場。


ふと、人の動きがゆっくりになったな。と思ったらソコが会場やった。
ん?どこの遊園地ココ?第一印象はそんな感じ。絶叫マシンからメリーゴーランド、お化け屋敷と普通の遊園地のアトラクションが立ち並んでる。
このアトラクションも、このフェスの2週間だけのために作られるってんやからもの凄い!普通の遊園地ですから。

ここまで来た目的忘れて、うあー、うあー。って感動。
ふと気づくと「ホーフブロイハウス」のテントが目の前にあった。あ、ビール飲まなきゃ!思い出す。
しかし、めっちゃ行列。わたし、行列と人ごみが苦手です!

でも、せっかく飲むなら王立醸造所の名前を冠するココで飲まねば!って踏ん張ったよ。待ち時間1時間弱。
それにしても、入り口のセキュリティの人がごっつい!アリンコも通さねえぞ!って気概を感じました。


待ちに待って、入ったテントの中。
んーなんと言いますか、すげえ!めっちゃ人多い!めっちゃ騒々しい!めっちゃ酒臭い!一瞬呆然とした後、笑いがこみ上げた。来たぜっ!って。

事前情報として、椅子に座らなきゃビール飲めない。って話やったんでウロウロ空き椅子を探す・・・が、全然ねえ!
1時間近くウロウロ。とりあえず、座れなくてもビール飲みたい!皆の輪の中に入りたい!って気持が限界に達した時、立ち飲みスペース(あるんやん!)にわずかな隙間発見!
タイミングよく売り子さんがビール持ってきてる!
このタイミング逃してはあかん!って10ユーロをダンッて叩き付けて1Lジョッキを半無理矢理GET!

やっと、飲めるーって、半分くらい一気したあと、ふと視線を感じた。
目線の先には、ちょっと年下かなって位の男性がいて、笑いかけるとジョッキを掲げてくれた。
チャーーンス!

ささーっと寄って行って、乾杯しながら、簡単な世間話をしつつ一緒に飲む。
彼はミュンヘンから300kmくらい離れた小さな村から来た五人組なんやって話。飲んでたら五人を紹介してくれて、仲間の輪に入れてくれた。
どうやら、兄弟とその彼氏と彼女と友達とって関係みたい。

ジョッキを空けるたびに、近づいて行く距離感。なぜか分かるお互いの言葉。
すげえ仲良くなれた気がした。いっしょに写真撮って、アドレス交換して、バカな話して。

気づいた時、みんなめっちゃ笑顔。
隣の席ではシュノーケルと漏斗をくわえた男がフワフワしてる、それを見ながら笑う。キスしまくってるお姉さんを見ながら笑う。名前を漢字で書いてあげて笑う。乾杯の音頭を教えてもらって、発音が違うって怒られながら笑う。

飲んでるのはビール。ビールだけ。
ビールの力ほんまスゲエ!!


18日午前のビール
・Gum Trangistaner
・ホーフブロイハウス オクトーバフェストビアーマスジョッキ(1L)4杯?
ミュンヘンに到着すると、すでにお祭りの空気が漂ってた。
正確に言うと、お祭り前夜の抑えきれない感じ。翌日に迫ったオクトーバフェストへの楽しみが皆の体から溢れてた。


事前予約してたホステルに荷物を放り込み(この時期のホステル、ホテルは全然空いてなかったよー。しっかもめっちゃ値上がってるし!!)町中を事前調査。
前日やってのに、バイエルン衣装着た人めっちゃ多いしな!

とりあえず、ペーター教会に行きたかったんで中央通を歩くと、いるいる、夕方にもかかわらず酔っぱらいの群れ。その群れの周りにお祭り前夜の空気が濃く漂ってる。
いいわー。ってほくそ笑んでしまった。
俺も空気の中に溶け込みたいわーって気分でふわふわ歩いてたはず。


歩いてる途中、登山系のアウトドアショップ発見!
もちろん見る→あの冬山靴がこの値段!!?→購入。いやあ、TAX-FREEで少々バックがあるとはいえ、衝動買いしました。やっぱヨーロッパは登山道具安いわ!!ついでに懸案の手袋も☆
ほくほくしてたのもつかの間、めっちゃ荷物でかい。重い。
でも、ペーター教会の塔はスゴい良いって聞いてたから登ってきた。ん百段。

頂上に出ると、鐘の音が迎えてくれた。
ミュンヘンの市内をぼけっと眺めてると、フワフワと風船がミュンヘンの町並みの上空を漂ってる。おお、WONDER!
すっげえ癒されました。なんかいい事ありそうな感じ。


塔のてっぺんで、人が一番集まってる所をチェックして行ってみると、ものすごい人!すでにオクトーバフェストは始まってたか!?って思うくらい。
まだ、そんな飲んでなかったから、入るに入れないテンション。よし、飲もう。って近くのレーベンブロイハウスに入る。
まあ、入ると言っても屋内は緊張するし、通りの人の様子が分かんないんで外の席に。
ビールを飲みながら、人間観察も面白かったなー。ほんと、いろんな人が来てる。きっと全世界から。全世界からビール飲む為だけに人が集まる。
なんて素敵。


町中の人の輪に入ろうとしたんやけど、楽しみは取っておくか。って思ってぶらぶらしながら大道芸を見たり、夜景を見てホテルまでの道を辿ると、途中に醸造所直営のビアホール発見!

まあ、ここならいいよね。って直売ビール飲みたかったから入ってみたら、ビアジョッキがデカイ!
これが、1Lジョッキかー。ってビビった。
ちびちび飲みつつ、話しかけれそうな人を探したけど、なんか微妙な空気。そうなると、1Lが重いこと。
ちぇーー。ってほぼ一気飲みしてビアホールを離れ、ホテルで寝る。



ふと、気がつくと、なんか部屋のドアが騒々しい。
なんや?強盗??かって薄目を空けた所捕まりました・・・酔っぱらいのドミトリー相部屋の奴に。

そっから、まくしたてられる様な英語の流れ。
どうやら、一緒に飲もうってさそってくれてる様子。もう、明日に備えたいなあ。っておもったんやけど、まあハプニングもありやな。って思って、流されてみた。

まあ、どこの酔っぱらいも男なら同じ事を考えるようで。
ナンパに担ぎ出されましたわ。
とりあえず、女の子のトコに放り込まれて「お前捕まえてこい。」だって。おいおい、それほど英語達者じゃないぞ。

一応、健闘した・・・と思う。けど、語学の壁は高いね。って事で、しっぽを巻いて遠巻きに様子をみてると、相部屋の奴も玉砕した様子。
どうやら、東洋人の俺をダシに使いたかったみたいやね。まあ、そんなもんやろう。ってこっそりその場を離れ、部屋に戻りましたわ。


17日午後のビール
・Franziskaner weissbier
・LOWENBRAU オクトーバフェストビア
・AUGUAST BEER  1L(ビアホールにて)
・WEISS BIER (酔っぱらってて記憶無し)
フュッセンでは、久しぶりにヒッチハイクしてみた。お城からの帰りの事。
意外とすんなりできるもんですな・・・これは、往年の猿岩石を思い出しーの、20歳のヒッチハイク旅行を思い出しーの、ものすごい小さい火が燃えました。

慌てて消火したんで、ヨーロッパヒッチハイクの旅に至らず。少々残念。


フュッセンは小さい街で、街だけだったら30分も歩いたら全部見られる程。
あまりの小ささに、到着後スーパーで買い物してさっさとYH(ユースホステル)へ。いやあ、ビールの国だからってYHにはビール置いてないね。がっかり。

まあ、もしも無かったらと思って、買っておいた瓶ビールが活躍したわ!激泡噴かせつつ、外に出てちびちび。
YHに子供も多かったから、こりゃ教育に良くないと、歩きながらついでに買ってきたハムかじりながら、ぶらぶら牧場地帯へ。
すると、どっからともなく、「ちりーーーーん」って澄んだ音がする。

なになに?って音を探し求めてたら、牛さんのカウベルやった。
ん、牛のカウベルって重複してる?まあええ。

あまりにいい音やったから、牛見ながらビール。
めっちゃ見つめる牛。そういや、松阪牛はビール飲むっけ!と思いつつ、目の前で完飲してやりました。

夜中、ちょっとだけ街に繰り出したけどビール一杯で退散。だって寒くて寂しいんやもん。
まあ、帰っても全面的に英語でワイワイするルームメイト。深夜までウルサいガキンチョで眠れんかったわ。
有名な人気のあるってYHは避けた方がいいんやねえ。


朝食に起きると、食卓にいるのは日本人だけ。
んー、早起きですなあ。

ちょうど昨日ノイシュバンシュタイン城に行ったって、二人連れにバス停の場所を聞いて、さっさとチェックアウト。
ちょっと小雨が降ってたんで、長袖を着て、バス停83番からお城まで。
歩いて40分。バスなら10分・・・て案内。
いやいや、歩いたら2時間はかかりますぜ。たぶん。


バス内からどんどん近づくノイシュバンシュタイン城。ますますかっこいい。
予約してなかったけど、朝一やったんで早めの入城が出来そうやった。
ちなみに、チケットセンターで発券後、山の上の方にそびえる城まで何らかの方法で行かねばなりません。
①バス
②馬車
③徒歩
どれにしたか?すんげー悩んだけど、お決まりの③徒歩。
1時間半のコースとの事。でも、せっかく着たんやから全体を味わいたい!と歩き出すものの、馬車と同じコース歩いてたら馬糞の轍が延々と・・・。
で、馬糞から逃げ出して人の歩かなそうな山道を歩く事に。

ま、そのほうが森林浴できたし、自分の足で登った!って気分でいいんやけどね。

山頂ではマリエン橋って有名なスポットからお城を撮影。
んー、すげえっす。すげえ場所に建ってるわー。ってテンション上がりつつ入城!

入城は人数制で、俺は音声ガイドの回。
部屋ごとに携帯音声ガイドが流れるんやけど、人のガイドよりもじっくり見れたかな。

・このノイシュバンシュタイン城は、中世の城じゃなく近代の城らしい。
・中世の良いトコ取りらしい。
・国王が、ワーグナーに心酔して自分が英雄になったつもりで作ったらしい。
・200日も城に滞在しないで捕まったらしい。
いろいろ、ガイド聞いてると・・・妄想癖のある痛いおっさんが作った感じ・・・これがシンデレラ城のモデルか・・・いや、外見と内装、ロケーションはめっちゃいいから!一見の価値は相当あり。


城を見学した後、バス停まで戻ったらちょうどバスが出た後。
どうしょーかなーって思ってボケーっとバス停の椅子に座ってた所、若者がヒッチハイク開始→五分もせずGET!マジか!!
で、冒頭のヒッチハイクに至るわけです。いやあ、乗せてくれたのは良いオッサンやった!ワーゲンの話で盛り上がり、女の子の話で盛り上がり。モ少し乗ってたかったなあ。


フュッセンの駅裏にひっそり併設されてたバーで、ナニモンじゃこいつ的な目線を笑顔でそらし、ビールを飲んでから出発。
さあ、最終目的地ミュンヘンはもうすぐや!!!


16日午後&17日午前のビール
・PAURANER HEFE-WEIB
・LOUIQ LUDWID
・ALL GAUER
・FRANGESKANER WEIB