熊野オーラ
スワロフスキー・ビーズ状したあきらめを二泊三日でばらまきにゆく
熊野から帰ってきました。
あいかわらず、目のまえ太平洋、背後に紀伊山脈、きっついはさまれかたの新宮市。
ここに育ったらなにがしか、人間の器がふくよかになりそうだという私のコメントに
上司はうなずきませんでしたが、でもさあ。
あんな天の川が日々の当然だと思うと、拗ねてみたくもなるわけですよ。
あんなマグロが日々の肴だと思うと、地団駄ふんでみたくもなるわけですよ。
口喧嘩専科
人間をグーで殴ったことのない点でいまだに君と似ている
殴ったらきっと意外と柔らかいんだろうなと思うんだが。
どうなんでしょう。殴ったことのあるひと、教えてください。
怒られるのかなこんなこと聞くと。
ちょっと間抜けな名前だ「オパール」
オパールをかっと砕いて日のなかにこぼしたごときこの羞恥心
詩情ってなんだ。断絶か、ジャンプか、ギャップか、
詩情だなんだってくくることが莫迦なのか(たぶんそう)
金子光晴の詩集をバイト先のひとに借りた。詩を読むことがほんと足りない。
記号とビジュアル
「キ」と「ッ」と「プ」をようやくひろって改札に入れたはしから鳩になる、飛ぶ
勉強をすればするほど(っていうほどしてないが)
記号と事物のむすびつきが弱くなってしまってほとほと困る。
クレーンや工事のおっさんやコンビニや標識、と、それらをあらわす言葉(くれーん、おじさん、こんびに)、と
それら自体の質量(体重…おじさんは67キロくらい?)がかけはなれて去っていくとき、
私はなにをどうすればそれらに声をかけてもとの席に座らせられるんだろう。
そもそも座らせる必要があるのか?
少なくとも「健康的」な生活を送るために、その必要をひしひしと感じるんだけれどもさ。
胸中の悩み
祖母からは生姜、米、味噌、あじさいの五分咲きに似たブラジャー届く
サイズが! サイズがさがったぜったいに!
しかも生半可なさがりかたじゃないぞ! DからCとかじゃねぇぞ!
BからAだ! あきらかに!