「本の森の入口で」 -109ページ目

「本の森の入口で」

本の森 イメージはドイツの童話にでてくる森 深くて暗い森に足を踏み込む勇気はないけど、
付近から離れることはできない 物心ついたころから本好きの読書日記 とりとめなく書いてみます

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たまには読みたくなるよね。景気のいい話。だから手にした「大丈夫な日本」。


著者は朝TVの「とくだね」に、コメンテーターででている大学教授、福田和也氏。


保守の論客の一人者(?)かと思うんですが、「とくだね」なんかにでちゃうと、「ああ、あの眼鏡の○○ねぇ」、なんて認識されちゃうんですよね(笑)


侮れない視聴率の「とくだね」によばれるくらいだから、もっと実のある本を書く人かと思っていました。

だいたいこの「大丈夫な日本」というタイトルは、「?」と思わせるインパクトはありますよね。で、手にとってしまいました。


「未来を展望するためには歴史を知らねばならない」。特に、学ぶべきは「持続可能な体制の江戸時代」!なるほど、だから?最近流行の江戸礼さん本だったのか?


日本が、古代は中国との関係から、近代は西欧列強から、着かず離れず、いかにふるまいながら、歴史を築いてきたをざーと、教えてくれます。読んでいて、気持ちいいいです。自分たちの国の成功記録ですもの。歴史音痴な私などは、フンフンうなずきながら読んでしまいました。「ほーそうだったのか~」!

しかし、それを知って、どこが「大丈夫な日本」なのでしょうか?現代にそのしたたかさを活かそうということなのでしょうか?ならば、こうまで、変化してしまった日本人の心根を直す方法を教えてください!

江戸時代にはなかった、民主主義という全員参加システムで、どうやって合意を作っていくのかに触れ欲しいです!


現代の中国やアメリカとの関係において、大局的にものを見よ!という指摘と、人口減少をはじめ、縮小していくしかないであろう日本を、それを逆手に、コンパクトに生きよという指摘。両方とも、そのとおりと思います。


結局、エリート頼みということでしたら、それはそれでわかります。著者のような文科系エリートには、技術頼みということを念頭に、おごることなく、実現可能な文化・国家論を、深めていってもらいたいものだと思います。


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幼稚園の頃、友達の家で、ビデオを観て以来、怖くて近づけなかった「チャーリーとチョコレート工場」。娘の話です。どの場面を見たのか知りませんが、その後は別の部屋に逃げていたそうです。

小学生になって、ロアルド・ダールの本は、何度か図書館で借りてきていました。そしてそのおもしろさに、やっと読んでみようと思ったようです。一番メジャーな「チャーリーとチョコレート工場」。


本当に、真剣に息を詰まらせるように読んでいました(笑)

気に入ったようです。その様子に食指が動き、私も昨夜から一気読み。

登場人物がみんな生きていますね。チャーリー以外のガキ(失礼)とその家族は、ただの駒ってことで。ワンカ氏とチャーリーとジョウじいちゃん!とっても素敵! 招待された工場の中は、まるでディスにーランドのボートに乗って進むアトラクションみたいですけど・・・鼻持ちならないこどもと家族を懲らしめながら、小気味よく進みます。そして、最後のガラスのエレベータ!いきなりスピルバーグの映画みたい!なんて、感想はかなり毒された現代人のものですね(笑)


ティム・バートン監督が、この映画を作りたくなった気持ちが、よくわかります。私はまだ見ていませんが、上映当時はとても話題になりましたよね。きっと、楽しいハチャメチャな映画なんだろうな!ジョニー・デップが、役作りを楽しんだというのは有名ですよね。工場のセットの設計はとても楽しそう!実現するスタッフは大変だろうけど!


なにを今更と思われるかもしれませんが、私はすぐビデオを手配する気になっています。普通は、原作がいいと、イメージを壊すから、映画は観たくないと思うほうなんです。でも、これは映画化したくなるのがわかるから、期待しちゃうな。ティム・バートンならきっと!


娘は、映画より、続編「ガラスの大エレベータ」を早く読みたがっています。それから・・・彼女は、これもおもしろいけど、ロアルド・ダールは「オ・ヤサシ巨人BFG」の方が好き、だそうです。

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個人的につきあったことは無いくせに、私には、タフでアグレッシブなイメージがある中国人。

自分から中国に行くことはないけれど、日本にも増殖している彼ら。世界中で、無視できないものとなっていく気がする中国的価値観。だから、今のうちに、かじっておきたい。

そんなスタンスで読みました。



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副題となっている「外交官婦人が見た中国」。これで、「奥様の書いた本ね」なんて、スルーする人もいるかもしれませんが、それではもったいないと思います。


著者は、使用人とのバトルを早々に収め、お手伝いさんを参謀に仕立てて、中国の暮らしを理解していきます。幼い子ども二人を連れての渡中というのに、フットワーク軽く動き回っている印象です。


暮らしのなかで得た、中国人のちょっとあきれてしまいそうな振る舞いの数々。その元となる、日本人との発想の違いを教えてくれます。「そんなふうに考えるんだ~」。


例えば、中国では二回は「ありがとう」を言わない。なぜなら、さらなるおねだりをしていると思われるから。知らずに付き合うのとは、大違い。少なくとも、感謝の足りない失礼な人だから、ではないと思えるもの。


もちろん、中国人とビジネスで繋がろう、プライベートでももっとディープに関わろうという人には、物足りないでしょうが、私には参考になりました。まずは中国とのおつきあい入門編としては、読みやすいし有益だと思います。


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