ありゃりゃ…?川上ワールドはいづこ?「古道具 中野商店」 | 「本の森の入口で」

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本の森 イメージはドイツの童話にでてくる森 深くて暗い森に足を踏み込む勇気はないけど、
付近から離れることはできない 物心ついたころから本好きの読書日記 とりとめなく書いてみます


古道具 中野商店 (新潮文庫) 古道具 中野商店 (新潮文庫)
川上 弘美

新潮社 2008-02
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たまには大人の小説をとい思い手にした川上弘美作品


淡々としているくせに「良くわからない人(主人公のひとみがよく使う人物評)」たちの物語。

ウソ、ずれているけど、実はわかるわかるの世界に生きる人物像は、まさに川上弘美ワールド。本のなかの人としては好きです(笑)私。


中年そのものの恋に生きる 男女数名にに対し、あまりに子どもなひとみちゃんとタケオ。もどかしいほど、甘くて切ない、青春の恋。


しっかし、物語は他の川上作品のように異界にワープすることもなく、平凡に終わります。

おいおい、すっごいリアルなんだけど、変じゃない?

あろうことかひとみもタケオも会社で働く「大人になっている!」


まさかの展開・・・わかめが宮沢りえちゃんになっていた以来の衝撃でした(笑)


仕方ないので、「溺レる」でも探し出して読み返すことにします・・・