人間って怖い…読むだけならおもしろいけどね | 「本の森の入口で」

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本の森 イメージはドイツの童話にでてくる森 深くて暗い森に足を踏み込む勇気はないけど、
付近から離れることはできない 物心ついたころから本好きの読書日記 とりとめなく書いてみます

怖い絵2 怖い絵2
中野 京子

朝日出版社 2008-04-05
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教育テレビの「知る楽」を観て、興味をもち購読。

番組では著者自ら出演して解説しているが、テレビ慣れしていないせいか、どこか浮いた印象。そんなこともあってか、本で読み方が、落ち着いて楽しめる(笑)

もともと「絵説き」本は好き。素人にはなかなか絵の鑑賞って難しい。背景を知って見るのと、知らないのとでは、印象も雲泥の差…アートは感性で鑑賞するべき!はそうなんでしょうけど、知識はあって邪魔にならず!


古今東西、たいてい絵に描かれているのは、怖いモノ。ルノワールみたいに「無邪気に微笑む」絵もあるにはあるが、画家が自由に画題を選べるようになったのは、近代以降のはなし。依頼主、つまり権力者の注文に応じて描かれた絵画。力量ある画家に限って、そこには画家自身の顕示欲が見てとれる…そこも、醜くも怖いって場合多し…


それはともかく、人間ってこわいですね。残酷ですね。醜いですね。そんな話ばっかりが見えてくる絵のエピソードのオンパレード。


平凡な主婦を生きる私には、毒が強すぎ…うそ、平和ボケゆえ、安心して読める一冊、というかシリーズ。

絵の鑑賞用ウンチクではなく、読み物として面白いです。

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