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怖い絵2
中野 京子 朝日出版社 2008-04-05 売り上げランキング : 4581 おすすめ平均 ![]() Amazonで詳しく見る by G-Tools |
教育テレビの「知る楽」を観て、興味をもち購読。
番組では著者自ら出演して解説しているが、テレビ慣れしていないせいか、どこか浮いた印象。そんなこともあってか、本で読み方が、落ち着いて楽しめる(笑)
もともと「絵説き」本は好き。素人にはなかなか絵の鑑賞って難しい。背景を知って見るのと、知らないのとでは、印象も雲泥の差…アートは感性で鑑賞するべき!はそうなんでしょうけど、知識はあって邪魔にならず!
古今東西、たいてい絵に描かれているのは、怖いモノ。ルノワールみたいに「無邪気に微笑む」絵もあるにはあるが、画家が自由に画題を選べるようになったのは、近代以降のはなし。依頼主、つまり権力者の注文に応じて描かれた絵画。力量ある画家に限って、そこには画家自身の顕示欲が見てとれる…そこも、醜くも怖いって場合多し…
それはともかく、人間ってこわいですね。残酷ですね。醜いですね。そんな話ばっかりが見えてくる絵のエピソードのオンパレード。
平凡な主婦を生きる私には、毒が強すぎ…うそ、平和ボケゆえ、安心して読める一冊、というかシリーズ。
絵の鑑賞用ウンチクではなく、読み物として面白いです。
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