「本の森の入口で」

「本の森の入口で」

本の森 イメージはドイツの童話にでてくる森 深くて暗い森に足を踏み込む勇気はないけど、
付近から離れることはできない 物心ついたころから本好きの読書日記 とりとめなく書いてみます

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人気ブロガーかずのすけ氏

化学の研究者(といっても、まだ大学院生?)の立場から、化粧品について発信されている。

 

わたしもお肌が気になるお年頃。というより、いくつのなっても、年齢なりの美肌には興味がある。今じゃマイナス十歳肌といっても、無理がないほどの実年齢だし(笑)

 

本気でマイナス十歳肌くらいはいきたいものだと思っている身には、なかなかためになる彼のブログ。ときどき読ませていただいていましたが、いかんせん過去記事に遡って読むのがめんどくさい。と、いうわけで購入!

 

 

アマゾンでぽっちとな!明日には手元に届くはず。いい時代!

内容、ブログと同じでいいけど読みやすさに期待してます。

 

ブログ時代の書籍化 その比較についても、後日記事にできたらいいな

いっぱい本を出して、それなりに売れているみたいな橘玲氏

扇情的なタイトル 一冊くらい読んでみようと手に取った

 

著者はたぶん同世代、よりちょっと上

 

50もだいぶ過ぎたおじさんが「僕が~」と語る

あまり好きなタイプではない・・・でもたぶんわたしの大学時代の男ともだちもこんな語りかたをするのだろうな・・・

 

ポパイからブルータス、カーサを購入しつつ、ほんとは講談社系の雑誌を熟読するような?(笑)学生時代にニューアカに合い、こじらせた感じのサブカルおじさん(笑)

 

自分自身もそうなってしまったかもしれない、と思う

 

この著者、何かの専門家というわけではなく、読書家?良く言って編集者?

別に大学の先生だけが専門家で本を書いていいわけではないけれど、この人の場合は、自分のいいたいことのために本を探して読んで、まとめている感じ

 

少し不快に思いながら、読みやすかったので読了

 

そしたら、その理由をそのまんま書かれてました

「ここまで僕の話を聞いてくれた君は僕に似ているはずだ」

 

そのとおりよっと開き直りたい気分

 

努力で人生を切り開いてこなかった

 

能力は生まれながらできまっている 身もふたもないけど、同感

 

それでも、大当たりをとらなくても、自分の好きなことを仕事にする工夫をすれば小さな隙間で生きていく分くらいは稼げるよ・・・それがたったひとつの方法という

 

そうかもしれないけど、それはたぶん世に出たい人についてだ

それなりの自分を売り出したい人

橘氏自身が何者かになりたくてたまらない人なんだろうな

そして、みんなそうだと思っている節がある

 

ひっそりと別に名を残したいとも思わない・・・そっちが大勢だってこと気付かないんだろうか?

 

もっとも、扇情的なタイトルが普通の人にも、一瞬そんな気にさせて本を買わせようというのなら、大成功ですね

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弱い子どもという存在はどこにでもある

ニュース等で繰り返し聞いてはいるけれど、わたしの現実では姿を見せない かわいそうな子ども・・・

見えないのは地域的なものもあるだろう 

それでも、あの子がそうなのかもしれない・・・

普通の顔をしていても、子どもには抱えきれない事情を抱えているのかもしれない

そんな現実を忘れないでいようと思った本だった

 

主人公は不運な家庭環境のなかで、保護施設にやられることを恐れながら暮らす男の子

とびきりの不幸ではない ただ本人には救いがみえない

そして、とりてて悪人がいるわけではなく、周りの大人も弱いだけ  不運だったり、それに疲れていたり

よくあること たぶん

 

たまたま読み始めた日から 北海道で小2の男児が山のなかで行方不明という事件がおこった

その子の感じている怖さを思い 読んでいるのが少し辛かった

でも、本の中の救いを求めて最後まで読んだ

この話はむしろ救いがなかったけれど、現実の事件のほうは 今日になって無地発見された

良かった 強かったね 頑張ったね 

本の内容とは全く関係ないような事件だったけれど、無事発見を聞いて、このブログを書く気がおきた 記憶のために

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