間取りを替えるリフォームの場合、打ち合わせのたびに前回からの変更図面を渡される。

こちらは初めてのことだし、どこをどう見たらいいのかわからない、相手はプロだしお任せ音譜

というのは危険。やっぱり人間だし、ミスは必ずある。

次の3点を心がけた。施主はやっておいて損はないと思う。

 

①数字を拾って図面の中での矛盾がないか確かめる。

写真上矢印は、途中段階でおかしいと気づいた図面。上の壁の長さが2,150取られているのに、

1618のユニットバスの1,800の側が両サイドまであるような図となっているのがわかる。

ユニットバスを収めるスペースにある程度余裕が必要だろうが、

2150-1800=350も必要なのか?と疑問をぶつけた。

結果、2150は実測で出した数値だったが、1618はユニットバスのサイズというだけ。

25cmほどHall(玄関側)にゆとりがあるということだったので

図面上から裏側からの収納スペース、250という字のあたりは飾り棚、余った部分を隅切りにできた。(黄色い枠参照)

現在、裏側からの空きスペースにはアイロン台と折りたたみテーブルを収納。

25cmあれば結構有効に使える。

着工してから気づいていたら、この部分はただの壁になってしまっていたかも。

 

②打ち合わせで要望したものをふせんに書いて図面に貼っておき、

次回で反映されているかチェックしておく。

 

③リフォーム前の住居でメジャーを当てながら、数値が妥当かチェックする。

 

打ち合わせの人と現場監督は別人なら、打ち合わせの際の話の流れが伝わっていない、あるいは間違って伝わってしまっているかもしれない。

図面しか頼れないと思って、しっかり図面に落とし込むことが大事。