Z社ではリビングによく「オリジナルドア」を使うとのこと。
オリジナルドア?
建具メーカーのドアではなく、家具みたいにあつらえて造作した、
「見せドア」をそう呼ぶみたい。
デザインや色も自由になるけど既製品よりお高くなるので、
1枚だけリビングと廊下の境目につけるのがリノベのお約束のよう。
だけど、うちのリビングのドアってほとんど開けっ放し。
来客といってもそんなにいないし(笑)脇役ドア。
むしろ、新設しようとしている、玄関入って目の前につけるドアが、
うちにとっての主役ドアだと思う。
Yさんは「じゃ、そうしましょう」と。見せドアの位置は決まった。
昔、ステンドグラスを習っていたけど、今となっては使い道のない、手持ちのガラスをつかってほしいとお願いした。
通常、ドアのデザインに合わせてガラスをはめていくのだと思うけど、
全く逆に、ガラスにドアを合わせる格好になった。
デザインは幅がきっちり決まってからということで、
最後のほうにバババッと決まった。
Xさんが、こんな感じのドアのデザインをくれた。
うーん。何か違和感があるかまちの幅がガラスより広い?
Pinterestに保存していた気に入ったドアの写真を見ても
框の幅とガラス面、もしくはガラスがなくても、かまちがいくつかに分割されていても、かまちの全幅は同じ。
(↓はパナのベリティスシリーズ)
板を貼り合わせているので?そろってるほうが自然な感じがするけど…
無意識に「こういうものだ」と思い込んでいるだけ?
ガラスと框の幅が同じようになるように、イラストを描いてみたら、違和感がない。
「幅をそろえてほしい」と連絡した。
すると、ガラスと同じ形のかまちが連続するデザインに変えて案を送ってくれたので、そこから選んだ。
とてもかわいい。私たち夫婦にはちょっとかわいすぎかも
ドアの取っ手は中側はパナのベリティスのシリーズの掘り込み金属までは選んでいたけど、
引き戸の取っ手を探しあぐねていたら、Xさんがいい感じのをお勧めしてくれた。