図面が固まって、仮住まいのURへ。
礼金なしが何より。住んでいる間楽しそうな場所に狙いを定めて
空きを探し続けた。運よく候補としていた物件の中で決まり3カ月入居。
自宅マンションより築年数が浅くてリフォームも重ねられていたから、
20年動かなかった自宅で知らなかった設備を体験できた。
バリアフリーの意識が進み、フラットな床・ほとんどが引き戸。
コンセントの位置も老化で腰を曲げなくても使いやすいよう、高め。
(測ると上辺が床から47センチ程度)リフォームで位置を変えたほうがいいか迷っていたので、
実際使ってみて参考になった。
玄関に手すり。もっと歳を取ってからでもいいかなという気もしたけど、
やっぱりあれば使っていた。最初は横一文字かL字型にするつもりだったけど、
短めの縦が使いやすいので採用。
バーの上部にへこみ部分がないので、袖をひっかけたりしないのもいい。
同じのではないけど、ネットで探して、追加工事を頼んだ。
それから、自宅は吊戸棚の下からリビングと対面できるL字キッチンだったのを、
場所を変えて、今はやりのアイランド…ではなく、手元を隠せるI型キッチンに変更した。
すると、シンクとコンロの位置が逆になった。
それに頭上に収納がないのはどんな感じなのか、少し不安な面もあった。
仮住まいは、リフォーム後とほとんど同じレイアウトのキッチンだったので、
使い勝手が具体的にわかってよかった。
やっぱり、ふきんをかけたりする場所がないというのは不便なので、
圧迫感のないぶらさげ棚をつけることを決めた。
コンロも昔のとは違って、そんなに高級機種というわけでもないのかもしれないけど、
温度調節や自動消火機能もあり、採用機種と比較して検証できた。
このURには壁紙はなかった。柱も白く塗りつぶされていて
なるほど、おそらく最短最安で退去後のリフォームをするには効率がいいんだろうなと思った。
見た目も悪くないし。
木部まで塗ってしまうやけくそリフォーム、何年かしたら使うかも。
関係ないけど、床は木目調のフロアタイルで、元は普通のフローリングにかぶせたみたい。
網戸のレールを設置するとき、フロアタイルをかぶせられなかった場所でわかった。
結構強引で面白いでしょ。