幾世の鈴  高田郁 | ひとりの時間が好き

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とうとう読み終えてしまいました。
この本読んだら
この長い長い物語が終わってしまうので
いつもの、一気読みでなく
少しずつ読んでました。


今までの登場人物がたくさん出て来たし

90代まで長生きしてくれてるキャクターもあったり

妹の結さんに優しい光がさしてきたり

最後に主人公が姪にあたる結の娘が作った

お守りを手にするところなんか、感動でした。


「あの人」と名前を出さないで呼ぶって

とっても強い執着を感じます

愛も憎しみもどっちの執着も、、、。

あいつでもなくあんな人でもなく

「あの人」

なんだか悲しい響きに思えました。



高田郁さんは

新しい物語を紡いでくれているらしいし、

またいつか

この物語の登場人物のお話を書いてくれるそうで

とーっても楽しみです。


あきない世傳金と銀


あきない世傳の意味がわかって

なんだかすっきり


こんな良い人いないでしょ!みたいな方々がいっぱいだったけれど、それが普通だったような気がするし、そう思いたい。


ドラマになった時は

すごいスピードですすんでしまって

この滋味深いお話がどこかに飛んでいったような気がしましたが、小芝風花さんはとっても似合ってたかもー

妹さんの結さんははじめっからいけずに描かれてたけど

そうなのかなぁ???



いろんなこと教えてくれた

あきない世傳金と銀


ありがとうございました。