うみねこのなく頃に散 Ep8 (6)感想 | はれいなのブログ

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ハハハ誰だよセンターまで20日切ってるのにうみねこ読んでしかも感想まで書いてる奴 私だよorz
しかも長文です。語ってます。
ご注意ください!
年末のガキ使観る代わりにこれを読んだということでここはひとつ…………と誰にともなく言い訳してみる。


そんな訳で読んでしまいましたうみねこ6巻。
最初は買ってキープしておくだけのはずだったのにどうしてこうなった自分。
(結論:買った時点で負け)




↓↓以下盛大なネタバレ上等な方のみ↓↓









今回は『Confession of the Golden Witch』という話が主軸でした。
日本語で『黄金の魔女の自白』となるこれは、安田紗代が右代宮理御に、やがてベアトリーチェに至るまでの道筋を記した物語です。
(前巻にて八城幾子が保管していたメッセージボトル=縁寿が大図書館でこっそりポケットにしまったカケラがこれに当たります。)


で。
年甲斐もなくボロ泣きしました。・゜・(つД`)・゜・
紗代がかわいそうでもう……もう……
絶望への階段を転がり落ちていくのが目に見えて分かるような、そんな展開になっています。鬱まっしぐら。
前回も言ってくどいとは思いますが、ゲームでの描写に満足しなかった方、是非どうぞ。
※ちなみにうみねこ版の「X,Y,Zルール」もしっかり書かれてあります。黄金蝶の出現ルールは個人的にすごく納得しました。


あと一応、

紗代=紗音=嘉音=ベアトリーチェ

この関係は確定事項として示されているのですが、改めて思ったのは彼女が「紗代」として付き合っていたのは戦人ただ一人なのでは、ということでして。
真理亞とは「ベアトリーチェ」として接し、朱志香とは「嘉音」として恋をし、譲治と恋仲だったのはあくまで「紗音」としての紗代であり、そこに戦人への恋心はない。
純粋な意味での紗音=紗代として仲良くなり、恋をしたのは戦人とだけだったんじゃなかろうか、と解釈してます。この頃の紗代の世界にはアドバイザーのベアトリーチェ(クレル)とガァプしかいませんでしたし。


…………これ以上は野暮というか、あらすじ伝えるの下手なのでやめておきますね。
あんまり言い過ぎると感動が半減すると思いますし


ただひとつだけ、疑問が。
結局ラムダデルタってなんなのさ?と。
絶対の魔女」として紗代をベアトリーチェへと昇華させる描写があったのですが、これも想像なのではなかろうか?

彼女いわく、
「あんたの"絶対なる魔法世界"が"絶対"であり続ける限り‼」
「私は永遠にあんたの後見人であり続けるわ…‼」※ラムダカラーでお送りします
だそうで。

わかりづらいので、勝手に解釈を加えてこう言い換えさせてみました。
「安田紗代の"六軒島皆殺し計画"に"絶対成し遂げてやるという意志"があり続ける限り‼
「私が永遠にあなたを魔女にし続けてあげるわ…‼」
こんな感じでどうでしょう。
となると「私」「安田紗代の決意」となるのでは?
…………違うかな


そして、今巻で縁寿もようやく自分が見えていなかったものに気づかされます。
虚無の海でベアトリーチェの自白を聞き、辿り着いた先で聞かされた言葉によって。


はいここでもボロ泣きでした(二回目)。
涙腺がゆるめの方に警告、れ外で読んじゃいけないやつです。電車の中でさーっと読んでたら目頭が熱くなりかけて慌ててやめました。


そして今回バトラ卿出番ありませんでしたよ!(一番の衝撃)
しかしそれを補ってあまりある濃密な中身でございました
是非、是非年内に書店へ!




冒頭の口上はこちらから拝借しました。



…………リアリティあるネタをありがとうございます夏海先生。