大谷翔平の活躍に歓喜し、ソフトバンクの勝敗に一喜一憂し、フロンターレの結果にも一喜一憂いや一喜三憂し、ソフトバンクの優勝に報われて、大相撲が来ては去り、年末調整に慌て、福岡マラソン、福岡国際マラソンがあっという間に走り去り、博多駅のイルミも始まり、ついに年賀状とか...
いつの間にか年末の雰囲気に襲われて焦って来た。
あぁ、一年が経つのが早い!
昆虫たちはほぼ姿を消し、新しい写真も撮れそうにないので、掲載できなかったたくさんの写真を前にして一年を振り返ってみた。
その中からいくつか紹介しておきたかったものがいくつも見付かった。
2ヶ月以上も前の記録ではあるが...
東区の農地のセイタカアワダチソウにいたネコハエトリ。
10月初旬はまだ暑く、水ボトルを持ち、日焼け止めをタップリ塗って日差しを避けながら散策したものだった。
セイタカアワダチソウは黄色の美しい光景を作り出していた。
それを眺めていて小さなハエトリに気づいたのだった。
逆さまでこちらをじっと見つけていた。小さなムシたちにとって重力は大変小さく、ヒトが感じる重力よりもはるかに小さい。だから逆さまでも平気なのだ。
毛むくじゃらの体とくりくりの大きな眼(前中眼)がとにかく魅力的。
クモの眼は4対8個あり、前中眼、前側眼、後中眼、後側眼が左右に二つづつある。
写真で見えているのは前中眼と前側眼の4つだ。
10月5日、福岡市東区

