今シーズンまだセグロカモメの登場がなかった。
西区でも中央区でも、粕屋町でも見ているがそれぞれ初列の換羽状態が違っていた。
良い機会なのでまとめて掲載したい。
まずは中央区の池のセグロカモメ。11月27日。
広い池の中央部に集まっていた数羽のうち一羽が飛び立った時の写真。
旧羽が1枚(P10)残る。
P7まで換羽済でP8が伸長中(もう少しのところ)、P9は生え始めで根元に少しだけ見えている。
ぐる~っと回って博多湾の方に飛んで行った。


次は西区の河口で魚を食べていた個体。11月29日。
初列風切の黒と羽縁の白が見えているが、内側からP5P6P7の3枚が新羽。
旧羽がすべて脱落済み。
P8P9P10は見えない。P8P9が伸長中でP10は生え始めぐらいと思われる。


3個体目は粕屋町の池で休憩中、至近距離から撮影できた。12月11日。
この個体の初列の新羽は1枚だけ微かに見えていて、旧羽はP9P10が残る。
したがって、P5が新羽、P6からP7が伸長中で、たぶんP8は脱落中ぐらいのフェーズと思われる。

最後にまとめて3個体を並べてみた。換羽の遅いものから。旧羽2枚→1枚→0枚。いずれもセグロカモメ成鳥冬羽。






