福岡市東区の干潟。
潮の具合を慎重に検討し、満潮・干潮という単純な指標ではなく、潮の高さが何cmぐらいかまでチェックしてタイミングをあわせた。これまで何度も失敗を繰り返してきたから。
そのおかげでこの日は干潮から潮が上がってくるタイミングをピッタリ楽しめた。
....だが、集まっているはずのシギチは1頭も居らず、ミヤコドリ5だけが観察対象となったのは大変残念なことだった。
仕方ないのでミヤコドリ5を観察・撮影することに専念した。
しばらくして気づいた。
嘴が真っ赤な個体が3、色が薄くて先端が黒っぽい個体が2いることに。
情報によるとこの夏を越夏したのは若鳥タイプ2だという。
となると嘴まっ赤は成鳥で、早くも大陸から渡って来た個体ということになるが。
あるいは成鳥3もどこか別の場所で越夏していたのかもしれないが。
写真をよく見ると成鳥はアイリングが赤いが若鳥は赤く見えない。
翼を広げたシーンは目撃も撮影もできなかったので翼の違いは分からなかった。
ただ3枚目で右から3頭めの若鳥の上面がやや褐色がかっているのが分かった。写真下
脚の色も差は見つけられなかった。
なお1枚目で右から2つめの成鳥個体の眼が白く見えるのは瞬膜を閉じているからだと思われる。写真下
若鳥とは言え、越夏しているからには幼鳥(今年生まれの)ではありえない。幼羽が残っているとするなら昨年生まれの第1回夏羽ということになる。
幼羽が残ってないならば第2回夏羽という可能性もある。
※今回調べて学んだこと
幼羽が残るのは第1回夏羽まで
嘴先端の黒があるのは第3回冬羽まで
参考「シギ・チドリ類の年齢・季節による羽衣の変化」今井光昌著 日本野鳥の会三重発行
10月1日、福岡市東区




