MSCベリッシマ | はるきょん3

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胸に双眼鏡、ポケットにコンデジ、好奇心いっぱいで黒王号にまたがって福岡市周辺を探検する。野鳥や昆虫などの自然観察が主。他にはマラソン系。

博多港の入港予定スケジュールを見て予てより楽しみにしていた船がやって来た。
MSCベリッシマ
わがリストでナンバー1に該当する17万トンの巨大クルーズ船だ。
我が史上最大の船!これはぜひとも見に行かねば!

というわけでいつものように博多港国際ターミナルビル3階展望デッキへ。
ひと目見て大変な違和感。なんだこれは!


違和感の原因その1は停泊位置が遠いことだ。
いつもの位置よりもだいぶ沖に寄っている。なぜだ?

違和感の原因その2は入船の向きがいつもと逆なことだ。
なんと船首をこちらに向けている。これは初めてのこと。

停泊位置が遠いということは、いつもはコンテナヤードで見えない姿が見えるということかもしれないと思い、中央ふ頭クルーズセンターまで行ってみた。MSCベリッシマは延長された6号岸壁にとまっていた(いつもは手前の5号岸壁)。
クルーズセンターとハーバーシティのあたりはずっとフェンスで入れないようになっているのでフェンスの隙間からコンデジを差し入れて苦労して何枚か撮影した。レンズを出すと隙間に入らないのでパワーオフ状態で隙間に入れてから、電源入れて上下逆さまでなんとか撮影した。
辺りは大型バスが何十台も並んでいて、福岡じゅうのバスが集められたのではないかと思うほどだった。
その後はいつものようにぐるっとふ頭を回って櫛田神社浜宮裏から、そして博多ポートタワーから撮影した。クルーズセンター側で横からの姿は撮影できたので日清製粉側には回らなかった。

MSCのクルーズ船は煙突付近の構造に特徴がある。細い煙突が竹やりのような感じでたくさん並ぶ。船首には趣味の悪いデザインは施されておらず、端正な印象。

さて、この船が6号岸壁に係留した理由だが、5号と6号では水深が少し違う。5号は10.0mで6号は10.5m。また岸壁の長さも5号は269mに対して6号は330m。
喫水が8.75m、全長が316mもある巨大船のため6号岸壁を使用したのではないかと思う。

MSCクルーズの船はこれに続いて2隻目となった。
MSCスプレンディダ 137,936トン


船名  :MSC Bellissima
IMO  :9760524
MMSI  :248992000
船籍  :マルタ
運航会社:MSCクルーズ スイス
総トン数:171,598トン
全長  :315.83m
全幅  :43m
全高  :75.5m
喫水  :8.75m
巡航速度:23.15ノット
乗客定員:5655人
乗組員数:1595人
就航  :2019年3月24日
建造所 :Chantiers de l'Atlantique FRANCE

3月22日、博多港にて