ナガサキアゲハ終齢幼虫がダイダイに | はるきょん3

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胸に双眼鏡、ポケットにコンデジ、好奇心いっぱいで黒王号にまたがって福岡市周辺を探検する。野鳥や昆虫などの自然観察が主。他にはマラソン系。

 

 

 



須恵町の実家の庭にはウメやカキ、ハッサクなどと共にダイダイの樹がある。ハッサクはもう10年ほども実がならないが、ダイダイは毎年確実にたくさんの実をつけてくれる。ことしもそろそろ収穫時期ということで少し黄色味のあるものだけ収穫してみた。小さな樹なのだが、高さが2mほどあり、葉が茂っているので枝にもぐるようにして収穫した。まだまだ青いものがおおかったが、20個ちかく採れた。で、樹の枝と葉の繁みから出てきてふと気づいた。胸に大きなイモムシがついている!
異様に緑が濃い。そして淡色の斜めラインが目立つ。アゲハの類であることは間違いなさそうだ。
11月下旬なのにまだ、こうした幼虫がいたことにちょっとびっくりした。
帰宅後の調査で30秒ほどで判明。
ナガサキアゲハ終齢幼虫

この幼虫は撮影後にダイダイの葉に戻しておいたのでいずれ蛹化して冬を越すものと思われる。そしてうまくすれば来春、羽化して蝶となった姿を見せてくれるかもしれない。これちょっと楽しみだな。
11月19日、須恵町にて