ニジュウヤホシテントウのすばらしい(?)食べっぷり | はるきょん3

はるきょん3

胸に双眼鏡、ポケットにコンデジ、好奇心いっぱいで黒王号にまたがって福岡市周辺を探検する。野鳥や昆虫などの自然観察が主。他にはマラソン系。

 

 



テントウムシの類にはこうした艶のない種が結構ある。艶のないテントウムシなんてテントウムシといえるのかいな...と思う。テントウムシは甲の曲率が大きいのですべての星を一枚の写真に収めるのは非常に困難。なるべく近寄ってクリアに撮影したい、だが近寄ると写る範囲が狭まる。全体を写すには真上から離れて撮影するしかないのだ。それはそれでけっこう難しい。で結局はいつものように接写になってしまった。見えないところをなんとか読んで星の数は28個数えたのでニジュウヤホシテントウ。甲にある細かい毛は一体何のためにあるのだろうか。
しかし、それよりもこの食べっぷりを見てほしい。葉の表面だけをかじるようにして食べていて、食害された葉には御覧のような特徴的な痕が残る。裏まで食べないように表面だけ食べているのでレースのカーテンのようでもある。足場を残すためだろうか。この食べ方を自分的に理解するならば、カステラの底面のザラザラの砂糖の粒の層だけを、あるいはプリンのてっぺんのカラメル部分だけを食べているようなものだ。ろうか(笑)。
7月18日、篠栗町にて