農地でケリの小群を発見 | はるきょん3

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胸に双眼鏡、ポケットにコンデジ、好奇心いっぱいで黒王号にまたがって福岡市周辺を探検する。野鳥や昆虫などの自然観察が主。他にはマラソン系。

 

 

 

 

 


先日のランで農地を周回していたときにケリがじっと佇んでいることに気づいた。走っているのでケリもそう警戒せず、近くを通ってもじっとしたままだった。それをガン見しないように横目で薄く見ながら確認した。そいういうわけで別の日に改めて観察に行ってみた。結構広い農地なので一枚一枚観察して回った。肉眼ではほぼ気づかないが双眼鏡で見ればぽつりぽつりと見つかった。
ラン中と違ってゆっくり歩いて近づいては立ち止まって探すわけなので、ケリは警戒心マックスとなる。すぐに飛んで逃げるわけではないが、徐々に遠ざかって行ってしまう。一枚の田に1羽づついるぐらいの分布で合計11個体数えることができた。11羽のうち9羽は単独でペアが1組だった。単独個体のうち一羽だけが近づいたときに警戒の鋭い声を上げた。この農地での営農状況は不明だが、ペアもいたことだしここで営巣してくれることを望みたい。なのでもうしばらくしたらチェックに再訪したい。

さて、ケリはけっこう大きいにもかかわらず農地にじっとしていると、まったく目立たない。しかし、いったん飛び立つと翼が白と黒のくっきりしたデザインのためとっても目立つ。赤い虹彩、黄色い脚、黒と黄色の嘴など見どころも多いが、自分としては上嘴の根元にある余計なびろっとしたものが気になる。
3月9日、粕屋町の農地にて