見捨てられ不安というものが自身の大きなテーマだということは、うっすらと感じてはいたが今やっと直視することが出来た。






やはり本当の課題に向き合う場面になると、本能的にかそれを避けたくなる衝動もあった。






幾度も繰り返される大きなテーマの持つ意味を、やっと理解し始めたと感じる。






物事は小さい時に向き合えば解決も楽だが、避け続ければどんどん膨らんでやがては大きな苦しみをもたらす。






子どもの頃や青年期初めは見付け易い自身のテーマも、歳を重ねるにつれて大きく、そして深く潜っていく。






どんなに社会的に問題ないように見える人でも、心の奥底には隠され解決に到らないテーマが必ずといって良いほどある、それはクリアな視点を持てば他者のものでも良く見えるようになる。






野口晴哉という整体家は人体の持つ気を観察して様々な治療法や活復法を産み出したが、己の問題を解決すれば他者の問題も見出だすことが出来るようになると言ったが、つまり内側で繋がっている自分と他者の問題は同じものであるとも取れる。






自身の大きなテーマを見付けそれと向き合うことで、自身のカルマと向き合い長年に渡る問題を解決し、魂の成長と多くの他者への貢献が出来るだろう。






有り難いことに、それに直面し始められた実感がある。






今度こそ掴まえるのだ。