昨年の7月と8月、2回にもわたり豪雨が秋田を襲い甚大な被害をもたらした。
そして、今年もまたそれと同様の事が起こってしまった。
町の小規模河川は許容水量が少ない事から、
あっという間に危険氾濫水位を超え、氾濫。
雄物川も中下流域の堤防の低い箇所で氾濫。
昨年とほぼ同じ地域での出来事。
早期の対策を願うばかりだ。
この影響で雄物川とその周辺サーフ、雄物川水系の影響を受ける秋田港は未だ濁りが凄まじい状態。
広大な秋田港は雄物川水系の影響が少ない箇所もあるのでそこへロックフィッシュ釣りへと向かった。
時期的にもかなり活性が高まっているはず。
濁りの影響を考慮し、まずはボトムから攻めた。
ほどなくして良型のクロソイがひったくる様なバイトでヒット。
この場所のボトムは荒場でそれに伴う藻が覆っている。
ボトムズル引きではなく、細かなリフト&フォールで誘い出した一尾。
しばらくは、根掛かりと藻の障害に苦戦しながら攻めていたが、
諦めて上層を狙ってみる事に。
ジグヘッドも0.6g-1gに変更。
バイトはキャスト毎にある。が、乗らない。
小型のサイズ感が伝わってくるが、バイト自体も楽しいので続ける。
まずまずのサイズがヒット。
ソイもメバルもどちらも尺クラスなのでその場で〆てキープ。
続けると、極小バイトの嵐。
さすがに悶々とし、2gのジグヘッドにチェンジし遠投。
すると・・・、
いわゆる豆アジ。
極小バイトの正体はこいつら。
1g以下のジグヘッドで届く範囲にいた豆アジは、もっと小さい極小アジと推測できる。
遠投した事で、ワームを捕食できる比較的体格の良い豆アジが居る範囲にキャストが届いたのだと。
豪雨の影響で外洋が荒れ、濁りも酷い事から、
アジもその影響が少ない箇所へ入ってきているのだろう。
シーバスやヒラメの捕食対象として最適なサイズ。
今後の釣行の参考となるロックフィッシュ釣りとなった。


