阿蘇カルデラスーパーマラソン~エピローグ~ 5-5
完走後旅館に戻り入浴。その後完走パーティへ。
KUWさんとKIBさんを探すがここでも会えなかった
。
その後居酒屋の『七福人』へ。
オーナー曰く『神』ではなく『人』なのがみそという。
周りの客も完走ランナー達が多かった。
100kmランナーの話を聞くとカルデラの逆のぼりがあるらしい・・・そこでは雨が降りずぶぬれになったとのこと。
胸突き八丁でかなりダメージがあるという。 そこは記録を狙うエリートランナー以外は歩いていたらしい。
100kmを走るなら別のウルトラマラソンかなとも思う・・・
熊本名物馬刺しと馬のレバ刺し等をオーダーしビールで乾杯
。
とても美味しかったが完走後で胃袋が普通の状態でなく、
KATさん以外の僕達2人はちょびちょびと食べる。
KATさんはさすがサブスリーランナー
豪快に食す![]()
。
清算を済ませ帰ろうとするとKIBさんが声をかけてきた。
偶然にも一緒の店に居合わせていたのだっだ
。
後から知った事だがKUWさんは40kmでリタイアしたという
。僕よりもかなり先を走っていたのでとても残念です。
しかし今月中にサロマ湖ウルトラマラソン100kmというリベンジの舞台があるので、
気を取り直し体調を整えて頑張ってもらいたいです
。
僕は来年5時間切りを目指して
写真上:完走パーティの模様
写真下:同行のKATとSIRさん
阿蘇カルデラスーパーマラソン40km~50km(ゴール) 5-4
40km地点を過ぎ少しするとようやくカルデラの下り坂が終わった。
~42.5km 285分(19分)
~45km 306分(21分)
~47.5km 322分(16分)
~50km 339分(17分)
外輪山を降りるまでに何故自分は走っているのだろう?と心の中で自問自答を始めた。
自分のため?家族のため?
考えても理由がわからなくなってしまった。
カルデラの降り口にボランティアの方々や応援のギャラリーが集まっていて、
みなさん総出で拍手をしてもらい、『頑張ってくださーい』と励まされた
。
感動して思わず涙が出てしまった
。 苦しさと嬉しさが交差するとき自然に涙がでてしまうのかな・・・。
本当に嬉しかった
。
平地になってからまたスピードをあげて走る事ができた。
面白いやり取りを見た
。
100km出場の50代くらいのランナーとそのサポーター。
『苦しいやろ、これを飲まんね!気付け薬たい!』
とビール
を差し出している。
ランナーは『いいやゴール後まで我慢するたい・・・』、
しばらくして誘惑に負けたらしく『やっぱちょびっともらお』。美味しそうに飲み干していた。
その後そのランナーのペースがあがり、
みるみるうちに僕の視界から消えていった。
ウルトラマラソンはこういうのもありなんだ
~
僕はと言うとあの地獄のアップダウンに比べればコースがフラットなのでまたペースを上げられた
。
そうしてようやくゴールがみえてきた。
場内アナウンスで『ゼッケン5351番のはらぼうさんが入ってきました。』と放送され、
ゴールテープも用意され感動のゴール
。
ここがフルマラソンとの違いかもしれない。プラス8kmだけではなく。
すぐ完走メダルを首にかけてもらい、アミノバリューを手渡された。
阿蘇カルデラスーパーマラソン。
スーパーがつくだけあってコースは絶景と過酷さが入り交じっている。
エイドステーションや様々なサービスは行き届いていて、人気の大会である理由がわかった。
結局タイムは5時間38分でした。
同行のKATさんは3時間48分、SIRさんは5時間49分でした。
ゴール付近でKUWさんやKIBさんを探したが会えなかった。
完走パーティーで探してみよう
阿蘇カルデラスーパーマラソン 20km~40km 5-3
いよいよアップダウンがきつくなるこの区間
~22.5km 127分(18分)
~25km 142分(15分)
~27.5km 158分(16分)
~30km 181分(23分)
~32.5km 206分(25分)
~35km 224分(22分)
~37.5km 246分(24分)
~40km 266分(20分)
27.5kmポイントまでは順調にいけたが、いよいよカルデラ(外輪山)を駆け上がりカルデラの頂上までの道のり
坂が急で思うように前に進めない。
まさに胸突き八丁
5kmくらい上り坂が続いてしばらくは外輪山頂上の尾根伝いに走るコース。
例年なら涼める場所と言うが今年は曇っていて寒い。
容赦なく風が吹き付ける。
シャツについた汗が体温を奪っていく。
身震いがして足がつりそうになり、しばらく立ち止まりストレッチ。
近くのエイドで塩と梅干をとる。ついでに蜂蜜も
エイドを出て500m先に100km出走の老ランナーがしゃがんで吐いている
背中をさすり、『大丈夫ですか?』と声を掛けると『大丈夫です』と。
胃液が上がってきて消化不良でもおこしたのだろうか?
救命処置を施すほどではないと判断したのでその場所を後にした。
眺めは最高なのだが、風景を楽しむ余裕が全くなかった。
37.5kmを過ぎると今度はカルデラ頂上から一気に阿蘇の平野に向かって行く。
下りながらコースが幾重にも蛇行しはるか先のランナーが見える。
『あそこまで下るのか・・・ふー』とため息が漏れる。
脚の痛み
写真上:30kmを過ぎたところ
写真中:37.5km地点、カルデラ頂上部でこれから下り
写真下:カルデラ下山途中幾重にも道が重なり遙か下のランナーが見える

