台風が近づいてきて天気が荒れ模様になりそうな中、
立川談笑独演会「月刊談笑 6月号」を見に下北沢へ。

入場して今日の演目が書かれた紙を見たら
「月刊談笑 最終号」
と書かれていた。
今月で「月刊談笑」は一旦終わりにすると聞いていたが、
「最終号」という文字を見ると何だかさびしい気持ちになる。



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月刊談笑 最終号
2012年6月19日 北沢タウンホール


開口一番
 立川笑二「まんじゅうこわい」

立川吉笑 「台本問題」


立川談笑 「イラサリマケー」


立川談笑 「薄型テレビ算」


立川談笑 「猿のゆめ」

<仲入り>

立川談笑 新作・三題噺
  (お題「ガラパゴスの入国管理局」「二番番頭」「寝台列車」)


別冊付録『談笑に訊け!』 聞き手 広瀬和生


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いつもは開口一番が終わったあとすぐに談笑師匠の登場なのだけど、
今回はビデオが上映された。
まだ、三題噺が出来上がってないというVTR。
こういう演出もうまいな、と思った。

談笑師匠が登場するまでの時間つなぎということでw、立川吉笑さんが一席。
立川吉笑さんの新作落語は、談笑師匠がこのあとやる三題噺のお題を入れたものだった。
しかし、「そのお題をとってもできるように、吉笑は噺を構成して作った」と、別冊付録で談笑師匠が話していた。


吉笑さんが終わって、談笑師匠登場。
普段より30分以上押している状況なので、仲入りまでの3つの噺はちゃっちゃとやる感じだった。


> 「イラサリマケー」
はじめて生で聴いた。
噺の途中で、
「下北沢でこういう話をしていいのか?」と談笑師匠が言ってた。w

> 「薄型テレビ算」
うまいなぁ。

> 「猿のゆめ」
すべてが夢おちだったのか、それとも最後の部分だけが夢おちなのか。
このもやもやっとした感じもまた良いものかな。


> 新作・三題噺
ガラパゴス諸島のある島に200年前に流れ着いた侍の一族がいた!という設定の噺。
今後もこの噺を出す機会を作るとのこと。
さらにこなれて、より良い作品になることに期待。


> 別冊付録
「月刊談笑」は今月で終わるが、
10月から「新刊談笑」として2,3ヶ月に一度のペースで開催するそうで、そのときには
かならずひとつはネタおろしをするとのこと。
最後は、裏で三味線をひいている人も出てきた。
「月刊談笑」2年間の思い出話など。



終演後、ロビーで小田急線が人身事故で止まっているという連絡があった。
台風が来て雨風強い中下北沢駅へ行ったら、改札前に人だかり。
運転再開は22時15分ころとのこと。現在時刻は21時45分。
井の頭線で渋谷経由で新宿行くルートと京王線で明大前経由で新宿行くルートが考えられるが、それで余計にかかる時間を考えたらこのまま動くのを待っていたほうがいいように思い、混雑を横目に改札入ってホームに降りたら、急行新宿行きが止まっていた。
座席は空いていたので、座って電車が動き出すのを待つことにした。

しばらくして代々木上原駅までは動いたが、そこでまた止まったまま。

それからまたしばらくして、人身事故について警察の現場検証も終わったとのことで、運転が再開された。

新宿着いて寄ろうと思っていたところがあったのだけど、人身事故による時間のロスで時間がとっくに過ぎてしまったので、天候も悪いことだし、そのままどこにも寄らずに帰ることにした。