落語立川流家元の立川談志師匠が11月21日14時24分、喉頭がんのため死去したことが23日分かった。75歳。
戒名は、立川雲黒斎家元勝手居士(たてかわうんこくさいいえもとかってこじ)。生前、自分で決めていたとのこと。
この戒名に対して、「さすが師匠」などという賛辞の声がネットにならんでいたが、個人的にはねらった感じですごく野暮な気がしてならない。
でも、「戒名なんてのは、こんなもんでいいんです」と談志師匠なら言っていそうだな、と思った。
それよりも、非常にシンプルだが
「談志が死んだ」
上から読んでも下から読んでも同じになる回文になっているところ。
死んでもネタになっている。
なにげに談志師匠のすごいところかもしれない。