叶う橋 | 桃の上にも・・・

桃の上にも・・・

妄想バイクで爆走中☆

今住んでいるところに引っ越してきた頃、まだ私は派遣で働いていました。

じつは。

今は無職だけど、働いていた頃もあるんですよ。
(↑普通だから。)

家の周りの地理も、いまひとつ掴めないまま、毎日バス通勤していた頃の話。


バスはいつも混んでて立ちっぱなし。

みんなそう思っていたと思うけど、うんざりしてた。

しかし、そんな憂鬱な通勤に、なんともドキドキさせてくれる瞬間があった。

それは「かのおばし」。バス停の名前。

確かにそこには橋が架かっている。

今は鉄筋だけど、川があるのでずっと昔からそこには橋が架かっていたのでしょう。

「かのおばし」か、「叶う橋」?


なんとロマンチックな名前。

夢が叶う?恋が叶う?
あるいは、全てを可能にする橋なのか!?


その昔、橋の上で願い事をすると、願いが叶ったという言い伝えとか。


何をお願いしよう…。

毎回そのバス停近くで流れるアナウンスを聞きながら、ワクワク。


しかし、悲劇は突然訪れた。

ある日見てしまったんです、行き先表示。


「鹿の尾橋」


なんですって・・・。

鹿の尻尾って・・・。

尻尾って…、

めちゃ端っこやん!?


俺のロマンを返せ~!!!

見なきゃ良かったと思っても、後の祭り。

その日はなんだか、がっかりして帰った。



今では、アナウンスを聞く度に、「かのお」は鹿の尻尾で「かのお」なんだぜ!
と勝手に心の中で解説を入れてしまう始末。


いったい、何の儀式なのか・・・。


自分でも理解不能。



しかし、それも忘れてつい「叶う橋」へ思いを馳せる。



もしかして、



…ばかなのか。

2008/03/17