眠れぬ夜に、ふと、
思い出す。
タバコは二十歳から。
そこは守りました。
そこを守りつつ、なぜ今タバコを吸っていて、止められない事に心悩ませるはめになっているのか。
十八の頃から働き始めて、欲しい物はまぁ買えていた。
しかし、会社と家の往復。
特に趣味もなく、彼氏もいたような気もするけどどうだっただろう。
毎日正しく、目立たぬように。
そう、私がタバコを吸い始めたのは、周りが吸っていたから、でもなく、タバコに興味があった、わけでもなく、ただなんとなく、悪そうな事をしてみたかったから。
だった。(衝撃)
しかし、この頃気付いた事なんだけど、この"ただなんとなく。"は、意外と長続きする。
"ただなんとなく。"
習字。
"ただなんとなく。"
フラメンコ。
"ただなんとなく。"
絵画教室。
そして、
"ただなんとなく。"
就職。
もしかしてこれは、仕事に行けば、周りに迷惑をかけてしまう傾向ではあるけれど、意外と長続きするのかもしれない。
そう言われてみれば、12年勤めた会社に入社したのも、
"ただなんとなく。"
いや、それは違う。
あれは社長がいい人だったから、残念なかんじの私でも雇ってくれたからだ。
それでももしかしたら、他にも応用が利くのかもしれない。
"ただなんとなく。"
ダイエット。
"ただなんとなく。"
アンチエイジング。
"ただなんとなく。"
貯金。
いえ、貯金は趣味です。
もうこうなったら、"ただなんとなく。"生きてるだけで、なんかいい事ありそうだ。
"ただなんとなく。"
"ただなんとなく。"
さあ、みんなも拳を突き上げながら、
"ただなんとなく。"
"ただなんとなく。"
"ただなんとなく。"
続けていれば、三日坊主が克服できて"継続は力なり"で"塵も積もれば山となる"で、ここでは省略するけれど、世界平和にも繋がるって事なのか。
そうだったのか。