子供の頃、「大きくなったら何になるの?」と聞かれたら、
「看護婦さん」と答えてた。
そう答えるとみんな喜んでくれるから。
でも、そんなの恐ろしくて、
じつは密かに、影の軍団に入ろうと思ってた。
JACに入るんじゃなくて、忍者になろうとしていた。
軽い身のこなし、人並外れた身体能力、憧れだった。
忍者の暮らしぶりは、夜10時ぐらいからテレビで紹介されていた。
昼は風呂屋の掃除。
夜は隠密活動。
刺激的な毎日。
たまには遠征もする。
今思えば、遠征が問題だった。
ある日、くの一が何の用だったか忘れたけど、山に何日も入って行く日があった。
夜は洞窟みたいな岩の上で寝て、川で水浴び、食べるものは川魚を炭みたいになるまで焼いた焼き魚。
忍者ってたいへんだな。
一生あんなんやろうか。
急に不安になってきた。
夜は暖かい布団で寝たいし、風呂は熱めが好き。シャワーもほしい。ご飯は美味しい方がいいな。やっぱ肉。お菓子も食べたいし・・・。
そんな事を考え始めてしまった。
そして、理想の生活をおくれる職業…
それは、
サラリーマン
会社勤めならさっき考えた生活、できそうだ
サラリーマンに絶対なる!
あれが将来をはっきり意識した日だったかもしれない。
将来の夢、叶った。
au one gree 2008/02/21