ぽーにょ ぽーにょ ぽにょ 魚の子♪
何かの拍子に聞いてしまうと、そのまま通り過ぎずにグルグルと。
女の子とおじさん二人。
上下に揺れて、とても楽しそうだ。
"ぽにょ"よ。
しかし、回っているのはそのフレーズだけ。
その先は、よく知らない。
だから終われない。
しかし、最後まで聞いた事がない。
"ぽにょ"エンドレス。
なのに。
うかつにもピエールが口ずさむ。
ぽーにょ ぽーにょ ぽにょ 魚の子…。
…?
…??
…???
…いつまで経っても続きは始まらない。
「そこしか知らんとやろう!」
上機嫌で口ずさんだピエールに、投げ付けた。
"早く歌いなさいよ!"と言いたいが、悟られてはいけない。
「知らん!!」
"なんと!"
投げ付けた言葉を打ち落とす、キッパリとした返事だった。
「だって、みのさんもそこしか知らんって言いよったもん!!」
"みのさんが…。"
みのさんもそこしか知らないなら、仕方ない。
また頭の中を同じフレーズがグルグル回る。
ぽーにょ ぽーにょ ぽにょ… ぽーにょ ぽーにょ ぽにょ… ぽーにょ ぽーにょ ぽにょ… …
今日も長くなりそうだ。