こんばんは
HAL@入院中です。001-01 北海道 前編
■黒い恋人 (北海道グルメフーズ)
■黒い愛人 (札幌旬彩堂)
■私の恋人 (北見鈴木製菓)
001-02 北海道編 後編
■北海道の恋人 (台湾 製造元分からず)
■北海道の恋人 (鈴木栄光堂)
■白い森樹 (札幌旬彩堂)
■北の恋人達 (株式会社エトワール)
■雪の恋人 (優の良品・香港)
002 青森編
■青森の恋人 (青森銘販)「長登屋」仕様
■津軽の恋人 (青森銘販)
003 岩手編
■岩手の恋人 (株 第一物産)「長登屋」仕様
■平泉の恋人 (長登屋)?表記未確認
■平泉の恋人 山ぶどう生クリームキャラメル
(長登屋)?表記未確認
004 宮城編
■宮城の恋人 (長登屋)
■宮城の恋人
(チョコレートクランチ14個入り仕様)
(長登屋)
■宮城の恋人 (楽天イーグルス仕様)
(長登屋)
■松島の恋人 (長登屋)
■石巻の恋人 (株式会社 街づくりまんぼう)
(長登屋)?表記未確認
■秋田の恋人 生クリームキャラメル
(長登屋)?表記未確認
■恋人はなまはげ。
塩ショコラ・ド・クッキー
(有限会社鼎屋)
■恋人はなまはげ。
塩ショコラ・ド・クッキー 宇治抹茶味
(有限会社鼎屋)
山形県では「蔵王の恋人」「庄内の恋人」の2件が「長登屋」によって商標登録されています。
■蔵王の恋人
正式名称「山形蔵王温泉スキー場」。
単独のスキー場としては日本で最大の面積を誇り、日本スキーのメッカであるとされます。
(以上wikipediaより引用 )
巨大かつ多彩なスキーコース
壮大な樹氷の林
美しい温泉。
太古の御釜
観光地として、これ以上なにが要るんじゃ的で圧倒されます。
パッケージデザインにはフルカラーが奢られ、観光地のお土産としてふさわしいものになっています。
画像、左は「御釜」左は「樹氷」。
これはもう解説の必要ないですね。
例の「I ♥️ ZAO」のハート部分です。
樹氷を中央にシュプールでハートですか。
デザイン的にはちょっと分かりにくいかなぁ。
スキーヤーとボーダーが小さすぎてわからん。
でもこれ描かないとシュプールだって分からないし、なかなかジレンマを感じます。
中身も安定の「長登屋」準拠です。
もう、なんの迷いもありません。次に行きます。
■庄内の恋人
さて「蔵王の恋人」のパッケージデザインはフルカラー印刷で写真まで奢られていましたが、
「長登屋」フォーマット的にはこれが標準仕様です。
全ての「長登屋」の恋人は大阪から始まったのだから。白地に基本印刷色は濃い青、セリフ部は黒、さし色に赤でハートを描くのが「長登屋」標準なのです。
他が特別なんだからね♥️。
右側は「出羽二見」です。
5月と8月頃に夫婦岩の間に夕日が沈むのを見ることが出来ると幸せになれるとか…。
製造販売者です。安定の「長登屋」準拠です。
味も形も標準仕様です。
「庄内砂丘」ではメロンを栽培しているそうです。メロン味くらいにはすればいいのに。
しかし、ラングドシャに凝らない理由がありました。
■庄内の恋人 (生クリームキャラメル)
実はこちらが本命だったりして。
標準ラングドシャパッケージと比較しました。
いろいろと違いと課題がありますね。
まず、地名、店名、商品名などをローマ字で表記する場合はヘボン式が使われるべきです。
なので 例:庄内→ × syonai 〇 shonai
になります。
ここは「SHONAI」に統一すべきだと思います。ここは間違いだとして。
デザイン的に敢えて書体も飾り罫も変え、シンボルイラストも変えて来た、と言う事は名称は同じ「庄内の恋人」だけどモノとしては違うんだと言う主張なのでしょうか。
これがキャラメルパッケージの標準になる可能性が高いですね。今後要ウォッチです。
中身の生クリームキャラメルです。
製造販売者です。ちゃんと「長登屋」でした。
問題はこのイラストの場所なのですが、近いイメージが見つかりません。
敢えて言うなら「鶴岡市温海の立岩」なのですが、どなたかこころあたりがございましたら、情報をご提供下さい。
よろしくお願い致します。
■山形の恋物語 (生クリームキャラメル)
これが山形県の大本命かも知れません。
「山形の恋人」と言う名称について「長登屋」は商標登録出来ていません。
調べてみたところ「山形の恋人」を商標登録しているのは「株式会社セブンファクトリー」と言う会社でした。かといってこれを使っている形跡はないのですが。
なので「長登屋」が「山形の恋物語」と商標をかいくぐった形でしょうか。
常套手段として「●●の恋人達」「●●の恋人たち」と複数形にしたりするのですが、「●●の恋物語」とするからには何か意味でもあったのかも知れません。
製造販売者をチェックします。間違いなく「長登屋」です。
この女の子ですが「花笠まつり」のイメージでしょうか。
徐々ににキャラメルシリーズが増えてきました。さすがに「ラングドシャ」シリーズは全国的にも飽和状態だと思われます。
「長登屋」にとっても次の一手としてのキャラメルシリーズです。
これに対して地方お土産業界はどう出てくるのか?
■さくらんぼの恋人
お土産正統派なパッケージデザインです。
24個入り。ちょっと多くない?
いやいや、14個入りもご準備しております。
中身はウエハースでしょうか。
製造販売者を確認します。
販売者「庄和堂株式会社」ここも聞きなれませんが、パッケージデザインやウエハースに記憶はないですか?
青森の「津軽の恋人」に似てますよね。
こちらの製造販売者は「青森銘販」でした。
今回の「さくらんぼの恋人」は「庄和堂株式会社」です。一見無関係に見えますが…
両方ともに「タカチホグループ」の子会社でした。
ちなみに「すすきの 黒い愛人」の「札幌旬彩堂」も「タカチホグループ」です。
この「タカチホ」は今後沢山出てくる事になります。「長登屋」との勢力図がハッキリしてきます。良いライバル関係だといいのですが…。
■つるおかの恋人
あまり情報もありませんが「第二十二回 菓子博大賞 受賞」だそうです。
味は2種類あります。
アーモンド+ごま
プレーンなアーモンド味。
製造者を確認しました。
「長登屋」とも「タカチホ」とも無関係です。
普通の街のお菓子屋さんですね。
なんか、ホッとしました(笑)。
次は太平洋側に戻って「福島県」に行きます。
先は長いです。
次回でやっと東北地方を抜けます!
引き続きお付き合いの程を!
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