015「白い恋人」似たもの特集 その15 | 毎日IDDM、時々弓道

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2019年9月7日にYahooブログから引っ越して来ました。
よろしくお願いいたします。
宇宙戦艦ヤマトの関する記事が多め…です(笑)

恐るべし「長登屋」の商魂。  


   

HAL@入院中です。
おかげさまで病状が回復に転じました。

しかしまだアメブロには書きたい事がたくさんあります。残りの時間を最大活用して、記事を更新していきます。


有名な北海道土産「白い恋人」の似たもの特集について。

第17回まで書き上げましたので来週までは

毎日21時に更新する予定です。

よろしかったらお付き合いください。



お土産界の狡猾な策士「長登屋」ですが、こと自分自身の事には案外無頓着な様子です。


自社自身の「商標登録」が約半年前の2021年4月28日だったり、その「ロゴ」自体あまりカッコよくなかったり…。



しかし「長登屋」の本気はハンパないはずです。ではこれら112件の「商標登録」の中に「●●の恋人」は何件あったかと言う事です。


例によって「特許情報プラットフォーム」

https://www.j-platpat.inpit.go.jp

を使い、2021年9月20日時点での「長登屋」の「商標登録」から「●●の恋人」の登録数を数えてみました。


「商標登録」112件に対して37件ありました。「●●の恋人」の他に「●●の恋人たち」と言うのものが2件ありこれらを含んでいます。


他にも土産菓子らしき「商標」が沢山あってそれはそれで興味深いのですが、今回はこれ以上の深追いはせず、あくまで「長登屋の●●の恋人」だけを追求します。


正直、思っていたより少ないと感じました。

なのでここに書き出します。(ほんまヒマやな俺って…)


情報は必要なものに絞りました。

退院したら表にします。


■「長登屋」での通し番号

■商標名称

■登録日


以上3項目。

この手の話しでは「出願日」が注目されがちですが、やはり実効力のある「登録日」が重要だと考えました。あと数字が並ぶと見にくいので…。


では、行きますよ。

しばらくお付き合いを…


21 ハワイの恋人 1997.12,12

23 ラベンダーの恋人 1998.08.04

52 奈良の恋人 2011.03.11

53 京都の恋人 2011.03.11

54 大阪の恋人 2011.03.11

55 名古屋の恋人 2011.04.28

59 坊ちゃんの恋人 2011.09.09

60 飛騨の恋人 2011.09.16

61 博多の恋人 2011.11.04

62 出雲の恋人 2011.11.04

68 東京の恋人 2012.04.20

69 佐賀の恋人 2012.05.18

70 宮崎の恋人 2012.05.18

71 千葉の恋人 2012.05.18

72 茨城の恋人 2012.05.18

73 いわきの恋人 2012.05.18

74 平泉の恋人 2012.05.18

75 松島の恋人 2012.05.18

76 宮城の恋人 2012.05.18

77 蔵王の恋人 2012.05.18

78 庄内の恋人 2012.05.18

79 秋田の恋人 2012.05.18

80 岩手の恋人 2012.05.18

81 日光の恋人 2012.05.18

82 福島の恋人 2012.06.08

85 舞妓さんの恋人 2012.09.07

86 信州の恋人たち 2012.09.14

87 仙台の恋人 2012.10.12

88 小樽の恋人 2013.01.25

90 静岡の恋人達 2013.01.25

99 安曇野の恋人 2013.09.20

103 和歌山の恋人 2018.02.09

104 白城の恋人 2018.02.09

105 白球の恋人 2018.02.09

108 淡路の恋人 2020.11.12

109 新大阪の恋人 2021.04.16

110 大阪環状線の恋人 2021.04.16


以上、「商標出願」112件に対して37件です。「●●の恋人」の他に「●●の恋人たち」と言うのものが2件ありこれらを含んでいます。


こうして書き出すと、いろいろ見えてくるものがあります。


吉本の「面白い恋人」の発売が2010年7月19日でした。

「奈良、京都、大阪の恋人」の商標出願が2010年10月19日、商標登録が2011年3月11日なので、それ以前に登録されていた「ハワイ、ラベンダーの恋人」は意欲的とは思えません。


しかし2011年の「奈良、京都、大阪の恋人」以降いきなり「地名の恋人」が増殖していきます。

その年2011年には8件の「商標登録」がありますが、全て大阪より西側の地方でした。


翌年2012年には「東京の恋人」から始まる18件の登録があります。これらが全て関東以北や東北です。ここから本格的な東北進出が始まったのでしょう。


その後2020年11月12日に登録された「淡路の恋人」が今のところ「地名の恋人」シリーズのラストとなっています。

さすがにやり尽くしたかな?



「地名」でない「恋人」たち


たまに地名ではない名称「坊っちゃん」や「舞妓さん」はそれぞれ「愛媛県 新居浜」「京都」などで販売しています。




「商標」取得できなかったのでしょうか。

でも実は「愛媛の恋人」と「京都の恋人」は「長登屋」から発売されていて同じ県に二つある事になるのですがいいのでしょうか?




しかも「愛媛の恋人」は上記の「商標リスト」には無く、おそらく商標が取れなかった可能性があります。


これらは「商標登録」に関しては例外のように見えますが「長登屋」ラインナップではたまにあるようです。


なので「商標登録」は37件ですがその種類はそれ以上にあると言う事になります。


恐るべし「長登屋」の商魂です。



突然ですが、HALブログ「白い恋人似たもの特集」は次回第16回で最終回といたします。


…と言ってもこのブログをやめるわけではありません。


また違った視点から「恋人シリーズ」を切り取ってみたいと思い、第17回以降を「第2章」としてリスタートいたします。


詳細は次回に!


今後ともよろしくおねがいいたします。


目次のページを本文の末尾に移動していたのですが、本文の文字数を著しく制限する事が判明しましたので、独立ページに戻します。



今夜はおやすみなさい。