「白い恋人」自社バリエーション | 毎日IDDM、時々弓道

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2019年9月7日にYahooブログから引っ越して来ました。
よろしくお願いいたします。
宇宙戦艦ヤマトの関する記事が多め…です(笑)

石屋製菓「白い恋人」自社バリエーション展開と「北海道外直営店」の未来。




新シリーズ「白い恋人似たもの図鑑」2-002     


こんばんはHAL@入院中です。

昨日、退院が視野に入りました。
主治医より、このまま検査数値が悪くならなければ退院してよいとの発言がありました。

多少更新のペースは落ちるかもしれませんが引き続きよろしくお願い致します。

今回より新シリーズ「白い恋人似たもの図鑑」になります。


今回は前回書ききれなかった「白い恋人」の自社バリエーション展開についてです。
パクリではなくて自社製品です(笑)。

まず「白い恋人 ブラック」です。
これが1976年の「白い恋人」発売開始時点ですでにあったかどうかは情報が見つかりませんでした。
せっかく「白」で固めたのに「ブラック」はかなり場違いな存在に見えます。

しかし商売的にホワイトチョコだけだと需要を満たさなかったのですかね…。



パッケージのチョコレートカラーのリボンには「CHOCOLAT A CROQUER ET LANGUE DE CHAT」の文字が入っています。これもフランス語で「チョコレートと猫の舌」です。
「CROQUER」は「噛んで食べる」の意味ですが「CHOCOLAT A CROQUER」で日本で言うチョコレートの事になるそうです。

ちなみに復習しますと、
「白い恋人」オリジナルのパッケージのブルーのリボンには
「CHOCOLAT BLANC ET LANGUE DE CHAT」の文字が書かれていました。
「BLANC」とは「白い」の意味です。
フランス語で直訳すると「白いチョコレートと猫の舌」でしたね。


このパッケージの色を覚えておいてください。



しばらくあって、1997年(平成9年)石屋製菓は「白い恋人 チョコレート ドリンク」を発売しています。





複数缶のパッケージカラーは「白い恋人」に似ているのですが、青いリボンには「ISHIYA ORIGINAL CHOLATE DRINK ISHIYA ORIGINAL 」と英語で書かれていて「チョコ味」のようです。
すでにフランス語を放棄していますがいいのでしょうか。


では本来の「ホワイトチョコレート味」はどうなってるんだろうと思って調べてみたら。
なんと今年2021年2月に「森永製菓」と「石屋製菓」がコラボして「白い恋人 ホワイトチョコレートドリンク」なるものが新発売になっていました。



「白い恋人ホワイトチョコレートドリンク」

22日(火)より全国にて期間限定発売

「白い恋人サンドアイス」

21()よりコンビニエンスストアにて先行発売

31()より全国にて期間限定発売。

このブログ記事が2021年9月リリースなので、まだ発売されてから半年ちょっとしか経ってない。
記事的にはタイムリーだったかも。


なんか、ややこしいのですが、こちらの方が本来の「ホワイトチョコレート味」のようです。
森永製菓とコラボしないと「ホワイトチョコレート味」の再現が難しいのでしょうか?
はたまた、石屋製菓にはコンビニでの販路がないからなのか?いずれにせよ期間限定販売でした。

パッケージデザインはロゴ以外に「白い恋人」関連商品である事はすでにわかりません。

同時に「白い恋人 アイスサンド」も発売となっております。



けっこうデカいですね。


「白い恋人」のラングドシャを表現したしっとりしたバタークッキーに、ホワイトチョコチップ入りのホワイトチョコ味アイスがサンドされています。

…だそうです。



食べてはみたかった。



2003年秋には「白いロールケーキ」を発売。当初は北海道の物産展や白い恋人パークみでの販売でしたが、201133日にオンラインによる全国販売を開始しました。




石屋製菓からは直接冷凍で送られてくるようです。「白い」ブランドは大切にされてるのですね。

ロールケーキでここまで白いのは珍しいそうですよ。




加えて20091217日「白い恋人」のホワイトチョコレートを生地に練りこんだバウムクーヘン「白いバウム TSUMUGI」の販売が開始されました。




「白いバウム TSUMUGI」にはバリエーションとして「なまらバターバウム TUMUGI」があります。

「なまら」は、「とても」「すごく」を意味する北海道の方言だそうです。



あとは石屋製菓さんのホームページからご覧下さい。



今後のブランド戦略の一環であろう、石屋製菓さんの「北海道外直営店」についてもご紹介しておきます。


わざわざ「白い恋人」ブランドから離れる事でカジュアルなお土産からの脱却を狙っているのでしょうか。


ブランド価値の高級化、高品質化、そして高収益化していくのがわかりますね。



2017年(平成29年)4月20日には銀座の「GINZA SIX」に北海道外初出店となり、主力商品を取り扱わず差別化した店舗「ISHIYA GINZA」がオープンしました。


SHIYA GINZAイシヤ 銀座



その後約2年半後の2019年(令和元年)9月20日には大阪市の大丸心斎橋店に「イシヤ 心斎橋」がオープンしました。


ISHIYA SHINSAIBASHIイシヤ 心斎橋


皮肉にも石屋製菓の大阪進出に際して、この6年前(2011年11月28日提訴)「面白い恋人」の商標を巡る訴訟にまで発展した(2013年2月13日に和解)吉本興業に対してコラボレーションのオファーを出しています。


「白い恋人」は有名ですが「石屋製菓」としていきなり関西のど真ん中への出店はハードルが高かったようです。


当時の記事は以下に。

https://www.oricon.co.jp/news/2144129/amp/



以降、銀座の「GINZA SIX」を皮切りに北海道外直営店を東京都内に5店舗を展開し、新しいブランドを構築しつつあります。


ISHIYA GINZAイシヤ 銀座



ISHIYA SHINJUKUイシヤ 新宿



ISHIYA TOKYO Sta.イシヤ 東京ステーション



ISHIYA HANEDAイシヤ 羽田



ISHIYA NIHONBASHIイシヤ 日本橋 

カフェ


「北海道外直営店」でしか購入できない商品も少なからずあるようですが、HALが、これは食べてみたいと思ったのが、これ!



これはキテいます。
もう、見た目から食べたくなりますね。



これは商品としてイイ意味で「ズルい」です。実家が大阪なので帰省したら心斎橋店で買ってきます!


次回から「白い恋人」に始まり、全国に広まったお土産「恋人戦争」について紹介して行きます。まず北海道から始めたいと思います。 

まだまだお付き合いの程を!


目次を本文の末尾に移動していたのですが、本文の文字数に著しく影響する事が判明しましたので、再度独立ページに戻しました。





今夜はおやすみなさい。