「白い恋人」を産んだ石屋製菓とは…
新シリーズ「白い恋人似たもの図鑑」2-001
HAL@入院中です。
昨日、退院が視野に入りました。
主治医より、このまま検査数値が悪くならなければ退院してよいとの発言がありました。
多少ペースは落ちるかもしれませんが引き続きよろしくお願い致します。
今回より新シリーズ「白い恋人似たもの図鑑」になります。
「白い恋人似たもの特集」とはまた違った視点でブログを展開して行きます。
まずは「白い恋人似たものシリーズ」についてばかり書いてきたので、元祖「白い恋人」とそれを産んだ石屋製菓とはなんだったのか、それは何故模倣されたのかから探り直します。
その上で、北は北海道、南は沖縄まで47都道府県に展開されているお土産について、株式会社長登屋さん以外も含めて出来るだけ紹介し、全国に広まった「恋人戦争」についての「図鑑」の完成を目指します。
まず無茶ですね。
では、北海道のお土産「白い恋人」とはどんな存在で「ラングドシャ」とはどんなお菓子だったのかについて。
知ってそうで、いや正解には知らないけれど、なんとなくイメージはある。
なら、ハッキリさせよう「ラングドシャ」!
先入観が入らないよう、wikipedia等から引用、編集しました。
北海道のお土産「白い恋人」
札幌市西区に本社を持つ、石屋製菓から1976年(昭和51年)12月発売開始。
ラング・ド・シャにホワイトチョコレートをサンドしてある。
バリエーションとして、ミルクチョコレートをサンドした「白い恋人 ブラック」がある。
左が「白い恋人 ブラック」右は「白い恋人」
土産品の単品売り上げでは「赤福餅」に次いで全国2位とされています。
ラング・ド・シャとは、室温で柔らかくしたバターと同量の砂糖と小麦粉にかき混ぜた卵白を加えたタネを薄く細長い楕円状にオーブンで焼き上げたもの。
表面がザラつきサクサクとした軽い食感が特徴である。
猫の舌のように薄いクッキーだったことからラングドシャ(フランス語で猫の舌)と名付けられました。
一方、日本では、形にこだわらず、サクッと軽い口あたりで口の中でフワッと溶けていくクッキー生地であれば、すべてラングドシャと呼びます。
以上、あちこちから引用、編集。
… つまり「ラングドシャ」とはバター、砂糖、小麦粉と卵白が入っていて薄くてサクサクしたクッキー生地であれば、あとはなんでもありと言うこと?
実際、商品としてどこまでが「ラングドシャ」なのか各社バリエーションありすぎですし…。
なんか、普通のクッキーをカッコよく呼ぶと「ラングドシャ」な気がしてきました。
(料理出来ないので知識がありません。違ってたらごめんなさい。)
しかし1976年(昭和51年)の発売時点でこの「ラングドシャ」と言う名称を使っていたとすると凄いアイデアだと思うのです。
北海道のお土産ですから本土に持ち帰ろうとすると今よりはるかに時間がかかったでしょうから、あまりかさばらなく、比較的リーゾナブルで好き嫌いがなく、日持ちするお菓子が好まれ
、お土産屋さんの店頭にはそんなお菓子が沢山並べられていたと予想できます。
そんな中で外観は親しみのあるクッキーに見えるし中身はホワイトチョコレートで美味しそう。値段もリーゾナブル。おしゃれでモダンなパッケージには
「CHOCOLAT BLANC ET LANGUE DE CHAT」の文字が青いリボンに書かれています。
「BLANC」とは「白い」の意味です。
フランス語で直訳すると「白いチョコレートと猫の舌」まぁ当時の日本人にはチンプンカンプンでしょう。そもそも「猫の舌」とは読めませんよね。
フランス人にはお菓子の種類として分かるそうですが、英語ネイティブには「猫の舌」を食べるんかい⁉︎となるらしいです。笑)
話しがそれました。
これは「クッキー」ではなく「ラングドシャ」なのだな…くらいな認識ではなかったか?
とにかく普通のクッキーに似てるけれど別のお菓子⁉︎北海道でしか買えない珍しいもの!って思うよね。
「ラングドシャ」は「クッキー」の種類の一つなんだけどね。イメージ戦略的には他との差別化が完璧です。
これマジで売れたと思いますよ。
名称もシンプル「白い恋人」。
難しい漢字なし!
「白」イコール「雪」。
しかも「恋人」ですよ。ちょっと照れる(笑)。
だから、誰のアタマにも印象が残ります。
北海道行ったらアレ!買ってきてね的に広まりやすいと思います。
余談ですが、ここまでやるのであれば「ブラックバージョン」はなくてもよかったかなぁ、って思いました。
ついでにパッケージデザインについて。
wikipediaによれば「白い恋人のパッケージは北海道利尻富士町、鬼脇沼浦にある「白い恋人の丘」から見た利尻山(利尻富士)の図である」そうです。
いやぁ、どこかスイスのアルプス山脈からのイメージからの引用だと思ってましたが、ちゃんと北海道にある風景なのですね。
今では名所になっていて観光スポットなのだそう。ちゃんと地域貢献しているのですね。
HAL的に評価しすぎかも知れませんが、「白い恋人」は1976年当時の北海道の新しいお土産として考え抜かれていたと思います。
調べれば調べるほど、売れるべくして売れた商品だと感じました。
石屋製菓としても、ここまで考え、産みの苦しみを感じているとすれば、安易に発想をパクられるのはかなり気分が悪いでしょう。
吉本の「面白い恋人」がパロディやオマージュだったと分かっていても、黙っている訳にはいかなかったのでしょうね。
しかし、その後の「●●の恋人」商品の乱立について、どう見ているのでしょうか。
名称だけでの訴訟は無理でしょうから…。
長くなってきたので、今回はここまでにいたします。
次回は「白い恋人」バリエーションなど。
パクリではなくて自社製品です(笑)。
今後展開いたします「白い恋人似たもの図鑑」をよろしくお願い致します。
目次のページを本文の末尾に移動していたのですが、本文の文字数に著しく影響することが判明しましたので、元の独立ページに戻します。
今夜はおやすみなさい。