こんばんはHALです。
ここのところ2199関連の記事ばかりですね。^^//
キャラクターに関しては多少疑問の残るところがありますが、
ことメカの設定に関しては、至高であると言いたいです。
もと74ヤマトのファンである、同人活動をしていた「玉盛順一朗」氏の活躍が大きかった事は誰もが認めるところだと思う。
しかし、やはり大人の事情はあるように思いました。
まぁ、以前にも書いたのですが、スポンサーがつかなくては作品自体がないわけで、そのあたりは察するにあまりある。
女性キャラが増えたのもフィギュア市場を意識している事は明白であって、実際ちゃんと商売になっているのであれば、それはそれでビジネスモデルとして成功だと思う。
でも、売りたいと言えばバンダイのプラモですよね。最近のアニメよろしく3Dデータで表現されているものだから、
画面に登場するメカ群のほぼそのままの立体物が手に入るというのは、いやぁこれだけはスポンサーと視聴者にwin-winの関係が築けてますよね。
実際プラモは良く売れたみたいで、当初予定にはなかった(と思う…)まさかの1/1000ドメラーズ三世まで立体化されちゃうし、
1/1000シリーズでプラモ化されなかったのは、第2バレラスにあったデウスーラ二世だけではないだろうか、コアシップだけは発売になったけれど、
さすがに638m、1/1000スケールで638mmはでかいだろう。
そういう意味では「ドメラーズ三世」の発売は異例だったのでは、なにせドメラーズは730mでガミラス艦では一番でかいのだから…。
劇中のドメル艦隊を完成できた人は嬉しかっただろうなぁ。
で、本編のストーリーの方はどうだったかというと。
細かい違和感はあるものの「七色星団」までは大方満足していました。
74ヤマトではちょい役だったあの「ドメラーズ三世」に「円盤形旗艦」を艦橋にしちゃったアイデアには脱帽した。
「七色星団の決戦」においても巨大な「ドメラース三世」が艦隊旗艦であることで、その壮観さは確実に増して見えました。
ドメルの性格や背景にドラマを持たせたことも評価しています。
妻に「エリーサ」というキャラを配したり、かつて子供もいたような設定になっています。
ただドメルがなんのためにヤマトと戦って、自爆までして守ったものはなんだったんだろう。
エルク・ドメルは、それら家族のいる母星を守るために自爆したのだろうか。
やはり、最初に掛け違えたものが、ここに来て噴出してしまった感があります。
74ヤマトにおいてヤマトとガミラスはお互いの命運を賭けて戦いました。
ガミラスは自らの星の寿命が潰える前に、民族を従えて地球への移住するためにヤマトと戦いました。
ヤマトは文字通りその侵略から地球を救うために戦いました、しかもタイムリミットがあと1年。
74ヤマトでは各ストーリーの最後に必ず「地球滅亡まで、あと●●日、あと●●日しかないのだ」とクドいほどナレーションが繰り返されていました。
これが毎回ヤマトのおかれている状況に緊張感をもって引き締める役割をはたしていたと思うのです。
当時のヤマトを観ていた私は、このナレーションを聞くにつけ、まさに手に汗握る思いをしていました。
いったいヤマトは地球滅亡を救うのに間に合うんだろうか、次にはガミラスはどんな手段でヤマトを襲撃してくるんだろうと…。
この緊張感が2199には感じられなかったのですね。それは残念な事だったと思います。
でも「七色星団の決戦」については誰もが期待していたはずです。
なにせ、超リアルな3DCGで描かれるそれを、40年前に誰が想像できたでしょうか。
それを観るだけでも価値があるってものです。
そして、作画と展開については、概ね歓迎でした。しかし、最後にどうしても違和感を感じずにはいられなかったのは私だけではないと思います。
ドメルと沖田艦長はお互いひくに引けない状況で、それでもドメルに「ドメル司令、勝敗は決した。私は無用な争いは望まない。このまま我々を行かせてはくれまいか」
と言っている、74ヤマトでドメルはこれに対し「ガミラスの命運のために戦った」とこのままヤマトを一歩でもガミラスに近づけるわけにはいかなかったのだ。
自爆してでも足止めをする必要があった。ヤマトもこの自爆の巻き添えで第3艦橋のクルーも含めて甚大な被害がでている。
ドメルの目的はある程度達成できたわけだ。名誉な死と言えるだろう。
しかし2199でのエルク・ドメルはどうだったか「共に戦った部下たちの死は無駄死にだった事になる…」う~ん説得力に欠けるんだよなぁ。
つまり、もはや「意地」なわけですよ。狡猾なドメルがこんな判断をしないと思うのです。
しかも自爆するも「波動防壁間の修復、間に合いました」で完全に無駄死にになってるし…。
いやまぁ、それでもこうでもしなきゃストーリーとして纏まらないんだけど、やはりお互い「死力」をつくして戦う理由がないっていうのは重みに欠けてしまうのですね。
とまぁ、それでも「七色星団」までは許せるんです。しかし、ここからストーリーが急転する。
「七色星団」以降のストーリーって元々できてなかった?、というかそれまで積み上げてきたものが音を立てて崩れだしたような状況…。
おっと、2199が「七色星団戦」において74ヤマトと決定的に違ったところがありましたよね。
それは「次元潜航艦」と「ザルツ人工作部隊」による「森雪」いや「ユリーシァ」の拉致誘拐なんである。
これについては、ちょっと考えたなぁと思いました。
つまり、ちょっとづつお互いに好意を持ち始めた「古代」と「雪」に試練を与えようという展開ですよね。
これは旧作でいうと74ヤマト以来はじめて別れ別れになってしまうシチュエーションである「ヤマトよ永遠に」を地で行っているんだと感じました。
つまり出淵監督は「永遠に」の要素も2199に盛り込んできたんだと思いました。
これについてはありな展開だと期待したのですが、その奪還があまりにも淡白すぎて、ちょとがっかりだったんです。
なので2199、第23話「たった一人の戦争」についてはHAL版でカウンタープロポーザルを描かせて頂きました。
その記事につてはこちら。
まぁ、それはまだ許せる範疇ではあったのです。
しかし第21話「第十七収容所惑星」以降の展開はなんだったんだろう。
もはや収束不可能にまで広がってしまった出淵ワールドの辻褄あわせ攻撃は無理な状況になってるんです。
さて、これらの矛盾というかストーリーの収束にかんしてはどうしたらよかったのでしょうね。
HAL的な回答はまだ紡ぎ出せていませんが、もう少し考えてみたいと思っています。
でわまた!!。