6番目のロクちゃん -5ページ目

6番目のロクちゃん

またまたまた始まった赤ちゃんとの毎日。
6番目のロクちゃんとの毎日。
大声で幸せすぎーっで叫んでる。
でも上の子5人との合宿所のような生活も。
そう、子どもたちとの毎日は合宿だ。
私の強化合宿ね。結局体育会系抜けないね。

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寒い朝、ひとりひとりがドアを出て行く。

やっと起きて眠い顔を洗う。

今日は何が待っているの?

付いては行かれないけれど。

テンションが低いまま、とりあえずの「行ってきまーす。」

ホワイトボードにはそれぞれの予定。

嫌な先生の授業かな。

給食はお代わりしているかな。

バイト先で叱られないかな。

部活でしごかれるのかな。

上司と上手くやっているのかな。

それぞれの子どもたちの毎日は見えない。

2歳のロクはずっと24時間そばにいる。

転んで泣いても抱き上げてあげられる。

みんなそばにいたのに。

もうひとりひとりが自分の時間を生きている。

ツラくて泣きたいこともあるだろうけれど、声をかけてもあげられない場所。

送りだす勇気。

毎朝の小さなサヨナラを言う勇気。

心配して待つ勇気。

それでも子どもたちは出て行く。

何かと会うために。

友達と笑うために。

「給食の時に牛乳吹き出しちゃったよ。」と聞いてほっとする。

帰り道に転んで自転車のカゴがボロボロになって、胸が痛む。

小さな安心と大きな心配と。

子どもを送りだすということは修行だ。

あとは子どもたちの「ただいま」を待つしかない。

何も話せないくらい疲れ切って帰ったら、何か食べてよ。

ママができることは何もない。

もうママの見えない自分たちの時間を生きているのだから。

ロクもホワイトボードに何か書いてとねだる。

「ロクたん、ばいと、がっこ、ぶかつ」

早く大きくなりたいんだね。

ママから離れることは自分の世界がら広がることなんだね。

静かになった部屋でほっとしながら、くよくよと心配している。

ママのお仕事。

洗濯、買い物、掃除、少しの心配。

考えても仕方ないか。
ロクと出かけよう。

ママもドアを開けよう。