桜が愛される理由 | 6番目のロクちゃん

6番目のロクちゃん

またまたまた始まった赤ちゃんとの毎日。
6番目のロクちゃんとの毎日。
大声で幸せすぎーっで叫んでる。
でも上の子5人との合宿所のような生活も。
そう、子どもたちとの毎日は合宿だ。
私の強化合宿ね。結局体育会系抜けないね。

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雨にも負けず、桜がまだ満開。

今年はあんよできるようになったロクとお花見。

去年の桜の時期はねんねだったね。

一昨年はまだお腹に気付いていなかったね。

桜の時期は新年度の始まり。

学生を4人抱える我が家はお正月よりも、4月が一年のスタートになる。

桜とともに、前の年がどんな年だったかが記憶される。

日本人は桜好き。桜の歌だけで何曲あるのだろう。
きっと、こんなに桜が愛されるのは、この時季のせい。

桜がもし寒い冬や、暑い夏に咲く花だったら、同じように咲いてもこんなにドラマチックではないだろう。

卒業式があり、入学式があり、退職があり、入社式があり、転勤があるこの時季に咲くからこそ、歌ができるのだ。

思い起こしても、特別な桜がある。

中学の卒業式。 
高校の卒業式。
大学の入学式。
入社式。

大きな節目の他に、ぽつりぽつりと思い出す桜。

桜の花の横に居た顔。

18歳。親友とお互いの失恋で泣いたお花見があった。
何で泣きながら、2人で桜の花を見に行ったのだろう。
その子とも10年以上会っていない。それぞれ、あの時に泣いた理由の相手はもうどこに居るかも知らない。

25歳。同僚と靖国神社でヤケ酒を飲んだお花見。これも、なぜ靖国神社だったのか?なぜ「ばかやろー」なんて言いながら飲んだのかも覚えていない。仕事を真剣にしていたのかな。異動にでも不満があったのかな。

記憶していない小さな頃は、どこで桜を見たのかな。若い母と父がやっぱりよちよち歩きの私を眺めていたのだろう。

また桜の時季が来て、ロクと歩いている。

こんなに幸せでいいのだろうか。って思える。

神様このまま時間を止めてください。って。

来年も再来年もロクとお花見するのかな。

ロクは今日の桜を覚えていないけれど。

誰かと記憶に残る桜を見るんだね。

桜は日記の栞みたいだね。

ロクの小さなくっくの裏に花びらが付いているよ。

今年の栞を手のひらに乗せて眺めてみる。