これだけ胸が熱くなるのは、マイケルと同じ時代を生きていたからなんだろう。
ジャクソン5からソロデビュー、そしてあまりにも伝説的なあのライブシーン。当時のことを思い出しながら、次の曲は?と気持ちが高ぶるのを感じた。
この作品では、家族としての、ジャクソン5としてのマイケルと、アーティストとして表現者としてのマイケルの間で、苦悩する彼が描かれている。
多少の脚色があるにせよ、父親との対立は強烈だった。

少年期のマイケルを演じたジュリアーノ・ヴァルディも凄かったが、なによりジャファー・ジャクソンの演技がすばらしかった。
一度は見たことのあるあの、マイケルの圧巻のパフォーマンスを見事に再現していた。
映画なのをわすれて、本物のマイケルのライブシーンを見ているような感覚だった。


プロデューサーとしてのマイケルのシーンも見逃してはいけない。
クインシージョーンズと作り上げたソロデビューアルバム。映画スタッフと作り上げた伝説のミュージックビデオスリラー、そしてBeat itの黒人初のMTV上映など、その裏側をドキュメンタリーのような見事な編集で仕上げていた。

続編も期待したい。(★★★★☆)

映画マイケル公式サイト