
ランボーや、アメリカンスナイパーなど、除隊後PTSDで苦しむ兵士を描いた作品はいくつおあるが、日本自衛隊による国連平和維持活動を題材にした作品は、本作が初めてかもしれない。
この作品では、日本の花火が火器の隠喩として取り上げられており、日本の文化、精神性といった視点で、戦争に対する意識や、自衛隊とは何かについて深く考えさせられる作品となっている。
南スーダンで友人を失った経験を持つ山本は、日本のとある駐屯地近くの花火工場で働くことになる。

彼を含め、自衛官たちの戦争は日本にもどっても終わっておらず、その苦しみから逃れるため、自信を肯定するために彼らは行動を起こす。
どうしようもないジレンマの中、山本は花火作りを通して、日本人としての誇りを取り戻し、心に咲く花(火の華)を見つけることはできたのか?(★★★☆)