
Xトリロジーの最終章「MaXXXine マキシーン」は、ミア・ゴス演じるマキシーンがハリウッド女優を目指すエンターテインメントホラーだ。
時代は1985年、つながりとしては、X(エックス)のマキシーンのその後を描いている。
三部作としてのマキシーンは、Xのその後の物語なので、Xを先に観ておくと、より映画を楽しめる。
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何と言ってもこの映画、ハリウッドの映画愛に溢れた作品で、シーンのいたるところで、ハリウッドの名作で登場するセットや、何か見覚えや聞き覚えのあるキャストや映画のオマージュがいたる所に登場するので、映画ファンとしては至極嬉しい。
マキシーンのハリウッド女優への憧れや執着の根源となるエピソードが実にうまく脚本としてまとめられている点も秀逸だ。
「MaXXXine 」に3つのXになっているタイトルも実に巧妙で、XXXは三部作を表す?と同時に、アメリカにおける映画レイティングでハードコアポルノを表す。
ミア・ゴスが三部作を通して、マキシーンとパールの両方を演じているこによって、人間の夢への執着や、その裏にある、ある種の心理的な恐ろしさといったテーマがつながり、Xトリロジーが見事に完結する。
タイ・ウェスト監督、流石です。(★★★★)