リー・ミラー、報道カメラマンとしての彼女のことはよく知らなかったが、映画を見終わった後、その生き様に感銘を受けた。
映画では、モデル引退後のカメラマン、ジャーナリストとしての半生が描かれている。
(モデルとしてはマン・レイのモデルとして有名)
第二次世界大戦下では女性従軍カメラマンに志願し、女性の視点で戦場での人々の様子を映し撮っている。
特にドイツが降伏した後、前線に赴きその悲惨さと、極限状態に陥った民衆の姿が印象にのこった。

リー・ミラー役のケイト・ウィンスレットの演技もすばらしく、被写体への敬意や、戦争に対する怒りをカメラを武器に戦っている様子に引き込まれる。
そして、なにより心に残ったのは、プロフェッショナルとしての彼女のパーソナリティだ。信念をもった頑固さと、その意志の強さがなければ、このような写真は撮る事がでないであろう。
現実を記録として残す写真の力と、真実を伝えるジャーナリストの凄さを再認識した。(★★★★)
◎リー・ミラー 彼女の瞳が映す世界公式サイト


