
70年代、テレビがメディアの中心の時代、視聴率を上げるために、オカルトや超能力といった生番組が日本でも話題になっていたが、この映画は、悪魔を生放送で登場させるという、前代未聞の番組を舞台にした映画だ。
まるで、70年代にタイムスリッップして当時のテレビ番組を見ているようだ。
何かが起こりそうな緊張感と、登場人物のプライベートに関わるゴシップ。生放送の切迫感が相まって、視聴者はスクリーンに釘付けになる。
本番中もさることながら、CM中のやりとりが面白い。ON AIRになったら後戻りはできないし、生放送だからやり直しは聞かない。
脚色された番組と、舞台裏の現実的なやりとりの対比も効いている。
マジシャンと霊能者との対決、クライマックスの予想外の展開も見事だった。
あえてB級映画的な表現をしているところも愛嬌があってよかった。(★★★★)
◎悪魔と夜ふかし公式サイト