HIP HOP界の2代スター殺害事件の実話をもとにしたフィクション。L.A.の犯罪もといえば、警察の腐敗や犯罪組との癒着といったイメージがあり、ロス暴動など、人種差別的な事件が思い出される。
本作は、引退後もこの事件を追いかける元刑事(ジョニー・デップ)と二人の事件を記事にした記者(フォレスト・ウィテカー)による真相の追及が見どころであることは言うまでもないが、警察の腐敗や人種差別がここまで酷いものだったのかと、目を疑うシーンの連続。法の番人である弁護士や警察官の信じられない行動や発言がどこまで真実かはわからないが、恐ろしい世界である。
この映画、話が複雑で、回想シーンなど時間軸が前後するので、難解なところもある。
現在も未解決の事件であり、アメリカ社会のダークな部分を感じさせる作品だ。(★★★☆)

◎L.A.コールドケース