物語はドキュメンタリー制作のクルーが、霊媒師のニムの密着取材をするところから始まる。スピルチャルな儀式、関係者インタビュー。よくあるドキュメンタリー映画の展開だ。
撮影クルーによるドキュメンタリー風の手法は、ヴィレアウィッチプロジェクト依頼、多くの作品で使われているが、この映画、ただ怖い映像を見せるだけにとどまらない。
撮影スタッフは、ニムの取材中に姪のミンの奇行を目の当たりにし、女神の継承の現場を撮ることに目的を変更する。
ここからが本編、怒涛の恐怖シーンの連続である。
ネタバレになるので、ここから先の内容は差し控えるが、心霊現象や悪魔付き的な表現が見事で、本当に怖い。ドキュメンタリー的な設定が、実際に目の前で起こっている事のように感じられ、その場に立ち会ってるような感覚に陥る。
物語の展開も予定調和ではなく、思いもよらぬ驚愕の展開に度肝を抜かれる。
「女神の継承」韓国ホラーのレベルの高さを感じさせる一本だ。(★★★★)

