待ちに待ったトップガンマーベリックがついに上映公開となった。
期待通り興奮の連続だった。とにかく、戦闘機の実写映像が凄い。パイロットが、強烈なGに耐える表情、背面飛行や、旋回などで映し出される空と大地、太陽の光など、実写ならではの迫力だ。そして、なんといってもトムクルーズの体当たりの演技に脱帽する。とても還暦とは思えない。


ストーリーはシンプルで、とあるミッションを成し遂げるために、マーベリックが教官としてトップガンのパイロットを訓練するというものだ。
前作のトップガンが上映された、1986年は、私が社会人1年生の年であり、35年という時間の経過も感慨深い。ライバルのアイスマンは出世し、マーベリックは独身で大佐、現役のパイロットだ。
戦闘機は前作のF-14(トム・キャット)からF/A-18E/F(スーパーホーネット)に変更され、マーベリックが乗るバイク(NINJA)も新しくなっている。

作戦で敵国の第五世代戦闘機と旧型戦闘機で戦うことについて、マーベリックが「最後はパイロットの腕」と話すシーンがあるが、これこそ35年間現役戦闘機乗りとして実戦活躍してきたものだけが言える重みのある言葉であり、彼自身の人生を肯定する言葉であろう。
この映画のテーマの一つに、世代交代と、引き継いでいくことの大切さがある。技術的なことはもちろんだが、それ以上に精神的なもの、人間して大切なものを後世に引き継いでいくことが大切だ。
戦闘機の時代は終わり、無人機の時代が訪れてても、トップガンが米軍の中で果たした役割は偉大なのだ。(★★★★☆)